われわれは「自分の人生を書き、共有し、守る」という記事で家族向けサービスを多数紹介したが、ワシントン州レッドモンドのスタートアップでSampaという地味だが優秀な会社を抜かしていた。
この会社は新顔ではないし、以前に紹介もしている。前回の記事で取り上げなかった理由は分類がいささか難しかったからだ。
いろいろな意味でSampaはVoxのようなプライベートな話題を中心にしたブログプラットフォームだともいえる。ブログサイトが作りやすい点ではWeebly、Synthasite、Jimdoなどと比較してもよい。
最近、Sampaは家族の歴史や記念となるようなできごとを記録するための新しい機能を加えた。まずGeni式の家系図制作機能が加わった。また「信頼された訪問者」は直接写真をアップロードできるようになった。
またサイトの訪問者が名前とアバターでリアルタイムで表示されるMyBlogLog式の機能が加わった。Sampaサイトはデフォールトでプライベートに設定されているエリアがある。これは運営者から招待を受けたユーザーだけが見ることができる。(招待用URLのリンクを利用。次回からはクッキーで認証される。
その他いろいろな機能がすべて家族や親類が集まって思い出を語り、結婚やメンバーの誕生を祝い、家系を調べ、写真を共有するなどして楽しむのに好適なたまり場を作るのに役立っている。利用は無料だが、有料で広告を除去できる。
これは優秀なサイトで、しかもごくわずかの資金で大いに成果を上げている多くのサイトの一つだ―現在までにわずか$310,000しか調達していない。
Crunchbase Sampa
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(翻訳:Namekawa, U)
プライバシーに重点を置いたマルチメディアソーシャルネットワークサービスMultiply は、今晩(米国時間11/12)、バージョン3.0 をリリースした。Multiply は実社会の知り合いとコンテンツを共有し、かつ強力なプライバシーコントロールが欲しいユーザーをターゲットにしている。プライバシーは、SixApart が提供する最新のソーシャルネットワークサービス、Voxでも重要なセールスポイントだ。Voxもマルチディアの共有に強いサービスだ。どちらのサービスでもユーザーはテキスト、写真、ビデオを一箇所に投稿することができる。
い よいよ長いベータ期間が終ってVoxがローンチされ、Multiply は新機能を搭載したバージョンが発表されることになったので、どちらがベターなサービスか比べてみるのによい時期かもしれない。もしユーザーが数々のかっ こいいテンプレートが選べて、ネットワークに若いヒップな仲間が多くて、新しいテクノロジーに真っ先に飛びつくアーリーアダプターのタイプだったらVox を選ぶのがよい。もし論理的かつ堅牢なプライバシーコントロールによる十分に隔離されたオンライン世界がお望みなら Multiply がよくデザインされている。僕は Multiply のメディアの記事やコンタクトに設定したネットワークからのニュースフィードの処理の仕方が気に入っている。Vox はかっこいいが、Multiply の方がより機能的だ。
Vox はLiveJournal、MovableType、Typepadを提供しているSixApartのサービス。われわれの前回のVox 紹介記事はここに。Multiply は非公開企業で最近$6M (600万ドル)調達している。Multiply は2年以上の歴史があり、300万人以上の登録ユーザーがある。
プライバシー設定と配信
プライバシーの設定は、どちらのサービスでもキーポイントと認識している。Vox へ投稿された記事は、「全体に公開」、「友人のみ」、「家族のみ」、「友人と家族のみ」、「自分だけ」、の5種類の公開範囲を選べる。
Multiply ではさらに細かい公開範囲の設定が可能だ。「自分の友人」、「指定した相手の友人」、「自分の家族」、「指定した相手の家族」、「指定した相手の家族と友 人」、「自分の仕事上の知り合い」、「指定した相手の仕事上の知り合い」、「友人または家族または仕事の知り合いとして直接のコンタクトリストに載ってい る相手」、「外部のアプリケーションからインポートされたリストにコンタクトとして載っている相手」というそれぞれの区分を選択できる。これはずいぶん詳 しく分類されたオプションで、インタフェースはこの分類が使いやすいように工夫されている。自分の家族と指定した相手の家族と、さらに相手の家族のコンタ クトの家族だけと共有したいとすると―さすがにそこまでのオプションは用意されていない。チェックボックスの代わりにスライダーを利用したコントロールは 分かりやすくて便利だ。
Multiply では「ユーザーがあるコンテンツについて自分の直接のコンタクトから1段階、2段階先のコンタクトにまで共有の範囲を広げたいが、そうするために彼らをコンタクトリストに加えたくない場合がよくある」と言っている。これは確かにうなづける意見だ。
言い換えれば、共有範囲のきめ細かい設定が必要ならMultiply の方がVoxよりも優秀だ。
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先週、ソーシャルソフトウェア企業 SixApart は同社の最新のソーシャルネットワークとブログホストサービス Voxをローンチした。発表は鳴り物入りだったし、サイトのデザインは美しく、 (僕も含めて)多くの人々が Vox のリリースはこの分野での重要な出来事だと判断した。しかしそう思わない人たちもいたようだ。
以下のインタビューで、ローンチ当初Voxに向けられた批判の主要なものについて、SixApart社のCorporate Development担当VP、Andrew Ankerに話を聞いた。SixApartに移る前、Anker はWired Digital の共同ファウンダー、CEOを務めた。August Capitalのゼネラルパートナーでもあった。以下のQ&Aはスタートアップ企業やソーシャルソフトウェア関係者全般に興味のある話題だと思 う。
Anker によれば、ソーシャルネットワークのマーケットは飽和しているにはほど遠い、またユーザーがたとえ行使しなくてもプライバシーを保護するサービスのマーケットも大きい、ということだ。彼はまた「ソフトウェアは機能豊富でなおかつ技術に強くないユーザーにも使えるようなものにすることは可能だ。オンライン 広告の時代も始まったばかりで、パンチ・ザ・モンキー式の幼稚な広告スタイルようやく脱しかけているに過ぎない。改良の余地はまだまだある」と語った。
以下のAnker の発言をどう考えるか、判断は読者に任せる。グラフィクはVoxの150を越すレイアウトテンプレートの中から選んだもの。
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Six Apartが昨晩(米国時間10/25)、新ソーシャルネットワーキングサイト(SNS)「Vox」のサービス開始を発表した(告知)。LiveJournalとMoveable Type、Typepadを持つ同社だけに新サイトでも数々の工夫を施している。消費者の願望が成熟するのを待って満を持してSNS公開に望んだ利点がバッチリ実感できる、とても優れたサービスとなっている。
ベータ段階からサンフランシスコのアーティーなエリートたちの間のソーシャルネットワークでたちまち評判となったこのサービス。ベータ試用集団はいずれ必要だけどもVoxの場合、使ってくれた層が良かったね。
このVox、元々の名前はCometという。前身のCometについてはここで 紹介している。SNSの基本機能はすべて網羅し、その上でプライバシー管理の機能を強化した。ブログ投稿ではタグクラウドも使えるし、投稿作成ページはキレイなWYSWIG画 面。プライバシー設定は同社戦略でも大きなウェイトを占めるものだ。特にMeena Trottなんかはネットで交流する閉鎖された小集団の中で、どう将来ブログが形成されていくかという問題をだいぶ前から提起している。
プロフィール専用ページは直接コードを開いて編集できるが、レイアウトの選択肢は幅広く、見た目もシャープなテーマが165種類以上用意されてい る。モバイル経由のブラウジングと投稿も簡単なら、メディア要素はVoxのページに簡単に取り込める。また、サイトに統合できるYouTube、 Flickr、Photobucket、iFilm、iStockphotoの中にはライバル企業のサービスもちらほら。しかし、ユーザーにとっては全部使え るのは喜ばしい限りだ。 IStockPhotoはちょうど昨日取材に行ってコミュニティぴったりの面白いサービスだと分かっていたから良かったものの、取材後じゃなかったら少し違和感あったかもしれない。
ユーザーにとっては何と言っても広告が邪魔にならないことがVoxの強み。ビジネスモデルはとてもスマートだ。サイドバーに広告が大きく入るのだが、これは管理ページと検索結果など数ヶ所に出てくるだけ。最高だ。プロフィールの ページを見て、サイトを探検するだけなら巨大な広告は一個も見なくていい! ユーザーが書く公開用ページには極小サイズの広告が何個か入るし、ユー ザーには自分のお気に入りの本や映画のことについて書くよう推奨されている。で、こうしたお薦めアイテムをユーザーがアフィリエイト・リンクから購入する とVoxに現金が落ちる、という仕掛け。Six ApartのAnil Dashに話を聞いてみたが、広告は基本的に今の路線で続けるということだった。
ここを変えたらもっといいかな? という点もまったく無いわけではない。FlashのメディアプレイヤーはクリックするとVoxの別のページに飛んでしまって、そのメディア以外な んにもないので失速感がつきまとう。マイクロフォーマット対応になればVoxでも同じようにできて素晴らしいだろうけど。OpenIDのサポート、 ユーザー専用データのインポート&エキスポートももっと簡単にして欲しいところだ。Dashの話では今日(米国時間10/26)からOpenIDのサー バーは採用し(これで例えばLiveJournalにも自分の名前.vox.comを使ってコメントできるようになる)、OpenIDによるログインのフルクライアント・サポートもいずれ導入の予定とか。エキスポートももっと簡単になるよう鋭意努力中という話だ。
総じてVoxは駆け出し好調。市場の成長過程と、一般の人たちが今ソーシャルネットサークに求めるものが何かを注意深く見守ってきた経験豊かなチー ムが作り上げたサービスであることは一目瞭然だ。見るからに簡単に使えそうだし、みんな我先に飛びついても不思議じゃないだろう。MySpaceを脱出し たくて仕方ない人は大勢いるし、一般の誰でも参加できるソーシャルネットワークという枠組みで言うならVoxはかなり魅力的なオルタナティブと言っていいだろう。
[原文へ]
ブログプラットフォームのTypepad、MovableType、Live Journalでお馴染みの SixApart(本社:サンフランシスコ)は、6月1日(水曜日)に新製品であるブログホスティングプラットフォームVox(以前はComet)をテスト公開する。始めは2-3千人のユーザーを集め、序所に増加していくという。
Vox は去年の秋のDEMO conference にて初めて紹介された(詳細とMena Trott氏のプレゼンテーションのビデオアーカイブとはこちらをクリック)。
Vox は素人を対象にしたブログプラットフォームである反面(リッチで高度な機能を持つにもかかわらず)、ソーシャルネットワークの側面も持つ。”new post” の機能はWYSWYG形式であり、Amazon からの書籍情報(評価)とともにイメージ、オーディオ、ビデオファイルが非常に簡単にアップロードできる。記述的なタグの追加とプライバシーの設定も各投稿ごとにできるようになっている。

今回のサービスは、ソーシャルネットワークの側面に明らかに焦点をおいている。”neiborhood” と呼ばれる友達リストは各ページに目立つように表示されている(下のスクリーンショットを参照)。もし友人をリストに追加したいなら、彼らの写真をホバーオーバーすると、多数のオプションがポップアップする。
現時点では、Vox はサイトのルック&フィールを完全にコントロールしたいハードコアなブロガーのためのプラットフォームではない。しかし、Flickr、YouTube、簡単なブックレビューなど、大多数の人々が希望する機能に加え、すばらしいインターフェースを備えている。これは正面から MSN Spaces や AIM Pages を目指したもの。
Vox は無料で広告によりサポートされている。
もっとスクリーンショットを見たい方は こちら。
