Yahoo-Search-Marketing
なぜYahooの「Search Marketing」は不正取引をブロックできないのか?
by Duncan Riley on 2007年12月18日

jeremy.jpg有名なオンライン・ビジネスマン、Jeremy Schoemakerは、最近までYahooの「Search Marketing」プログラム(Yahoo版のGoogle Adwordsのようなもの)のトップ・アフィリエイトの1人だった。Yahooによれば、JeremyはSearch Marketingで毎月5桁に上る売り上げを記録し、アフィリエイトの稼ぎ頭として3位以内に入っていたという。Jeremyはオンライン・マーケティングのカンファレンスでたびたび講演し、Yahoo Search Marketingプログラムを推薦するだけでなく、ケーススタディーとして詳しく紹介もしていた。ところが状況が変わってしまった

YahooはJeremyのアカウントからYSMへのトラフィックの65%が盗まれたか、不正に使用されたクレジットカード だと通告してきた。Jeremyが不正に加担しているといっているのではない点に注意されたい。単にJeramyが掲載する広告からクリックスルーして、あるいはサインアップして購入するトラフィックのことを言っているのだ。Jeremyはその不正なトラフィックはどこから来ているのか尋ねた。YSMアフィリエイト・プログラムについてJeremyがブログで宣伝している以上、誰かが―特にJeremyに損害を与えようとして狙われたら―彼のアカウントを通じて不正なサインアップをされるのを防ぐ方法はない。

Yahoo’の回答は「それ(不正なサインアップ)がどこから来るか調べる方法はない」というものだった。

Jeremyはそれに対して(一部)こう答えた。

URLその他のログを取ってないとしたら…Yahooではまるで品質管理がなっていないとしか思えない。

これはYahoo!としてはマズイんじゃないかと思うが。

さらにもう一度メールでやり取りがあった後、Jeremyはこう言った。

Yahooはクレジットカードをまともに審査できる会社を雇ったほうがいいんじゃないのか? いずれにしても〔クレジットカード情報は〕Yahoo側にしかないのだし、私の方では詐欺を防ぐためにYahooにああしろこうしろと指図することはできない。

しかし、はっきり言っておきたいが、これ〔クレジットカードの不正使用を私の責任のように言うの〕はおかしな話だと思っている。私は、オンラインでもオフラインでも長い間Yahoo Search Marketingの宣伝をしてきた。ガイドラインにも忠実に従って協力してきたつもりだ。私はBlogworldカンファレンスではYSMを例にとりあげてプレゼンテーションもしている。

Yahooは先週PubconでJeremyと会って話し合うと言ったがすぐにそれを取り消し、Jeremyのアカウントを無効にした。

全体として、これはたいへん興味深い一連の質問を呼び起こすものだ。なぜYahooは不正なクレジットカード使用をブロックするなりフィルターすることができないのか? なぜアフィリエイト参加者の責任ではない不正でアフィリエイトのアカウントが取り消されるのか? ことにYahooは検索連動広告の分野でGoogleの後塵を拝する立場にあるにもかかわらず、なぜ最大の宣伝者の1人をクビにしたのか? アフィリエイト・プログラムを運営する場合、クレジットカードの不正使用というのはついて回るリスクではあるが、普通の会社ならまず不正使用を防ごうと努力したはずで、アフィリエイト・プログラムの参加者をクビにしたりはしないと思う。

[原文へ]

(翻訳:Namekawa, U)

Yahoo、Smart Adsをローンチ
by Duncan Riley on 2007年7月3日

yahoosearchmarketing_logo.jpgYahooが、ターゲット視聴者を高度に絞り込んだ目的別ディスプレイ広告の提供を実現する新広告プラットフォーム「Yahoo Smart Ads」のローンチを発表した

この新サービスではクリエイティブな広告キャンペーンの要素およびサービスを、ウェブ閲覧者の年齢・性別・現在地・オンラインの活動に合わせて高度にカスタマイズし、連動型ディスプレイ広告に自動的に変換してくれる。

Yahooは新サービスの具体例として以下のようなケースを紹介している。

「例えばYahoo! Autosでハイブリッドカーを閲覧中のユーザーが、Yahoo! Weatherではデフォルトの現在地としてサンフランシスコを選んでいたとします。するとYahooのSmartAdsプラットフォームでは大手自動車 ブランドから出ているハイブリッド車を展示するディスプレイ広告をリアルタイムで組んで提供し、さらに地元カーディーラーの情報と現リースレートなど、 ユーザーのみなさんが気になるエクスペリエンスをお届け。広告主のみなさんにも顧客になりそうなユーザーの方たちにリーチできる環境を提供します」

Yahoo Smart Adsはコンテクスト連動型広告の配信をさらに一歩進めたサービスだ。この新サービスによって新たなビジネスがYahooにもたらされるだろう。ただし、 ターゲット絞込みを改善しただけではマーケットのリーダーにはなれない。これはコンテクスト連動型広告のジグソーパズルのほんの一部に過ぎないし、 Googleの鍵を握るセールスポイントは依然としてスコープにある。つまりGoogleの在庫が優位にある限りGoogleはこの業界のリーダーであり続けるだろう。もっともYahoo Smart Adsはこの業界にさらなるイノベーションを喚起するサービスだし、これに対抗してGoogleも似たようなサービスを始めるだろう。とすれば結局は全広告主にとって朗報ではないだろうか。

Yahooの検索マーケティングに関する過去エントリはこちら

[原文へ]

Yahoo、U.S.国内で「Panama」をスタート
by Natali Del Conte on 2006年12月14日

yahoosearchmarketing_logo.jpg待望のYahooのサーチ・マーケティング・プログラム「Panama」がアメリカ国内のビジネス全般に今、オープンした。これまでは、新プラットフォームへのアップグレートを希望するYahooの検索マーケティングの既存カスタマーのみを対象にしてきた。

Yahooは、 Panamaの導入により必要なアップグレードが入り、Googleのコンテキスト広告プラットフォームとより効果的に競争できるだろう。Panamaは、最高値(入札額)の広告をトップに表示するのではなく、クリックスルー率など多様な要因を基に広告を配信、ランク付けされる。結果として、Yahooとパートナーにとって大幅に高い利益をもたらすはずだ。

YahooはPanamaについてのプレスリリースを発表し、簡単な5ステップでのサインアッププロセスについて説明している。それによると、「広告主は スピーディにキャンペーンを制作、希望のポジションを決定、クリックの見込みシェアについて理解し、予算の設定をした後、数分以内に広告をオンライン表示 できる。加えて、Yahooの新しい広告テストと最適化機能により、広告主にとって簡単にクリエーティブ・オプションを試し、(広告費用)投資の見返 りとしてのキャンペーンのゴール管理を行うことが可能になる」。

Yahooは、既存のカスタマーをPanamaへマーケットごとに移行する見込み。アメリカ国内での移行が完了次第、国際市場への展開プランを発表するようだ。

yhooads_screen.jpg

[原文へ]