有名なオンライン・ビジネスマン、Jeremy Schoemakerは、最近までYahooの「Search Marketing」プログラム(Yahoo版のGoogle Adwordsのようなもの)のトップ・アフィリエイトの1人だった。Yahooによれば、JeremyはSearch Marketingで毎月5桁に上る売り上げを記録し、アフィリエイトの稼ぎ頭として3位以内に入っていたという。Jeremyはオンライン・マーケティングのカンファレンスでたびたび講演し、Yahoo Search Marketingプログラムを推薦するだけでなく、ケーススタディーとして詳しく紹介もしていた。ところが状況が変わってしまった。
YahooはJeremyのアカウントからYSMへのトラフィックの65%が盗まれたか、不正に使用されたクレジットカード だと通告してきた。Jeremyが不正に加担しているといっているのではない点に注意されたい。単にJeramyが掲載する広告からクリックスルーして、あるいはサインアップして購入するトラフィックのことを言っているのだ。Jeremyはその不正なトラフィックはどこから来ているのか尋ねた。YSMアフィリエイト・プログラムについてJeremyがブログで宣伝している以上、誰かが―特にJeremyに損害を与えようとして狙われたら―彼のアカウントを通じて不正なサインアップをされるのを防ぐ方法はない。
Yahoo’の回答は「それ(不正なサインアップ)がどこから来るか調べる方法はない」というものだった。
Jeremyはそれに対して(一部)こう答えた。
URLその他のログを取ってないとしたら…Yahooではまるで品質管理がなっていないとしか思えない。
これはYahoo!としてはマズイんじゃないかと思うが。
さらにもう一度メールでやり取りがあった後、Jeremyはこう言った。
Yahooはクレジットカードをまともに審査できる会社を雇ったほうがいいんじゃないのか? いずれにしても〔クレジットカード情報は〕Yahoo側にしかないのだし、私の方では詐欺を防ぐためにYahooにああしろこうしろと指図することはできない。
しかし、はっきり言っておきたいが、これ〔クレジットカードの不正使用を私の責任のように言うの〕はおかしな話だと思っている。私は、オンラインでもオフラインでも長い間Yahoo Search Marketingの宣伝をしてきた。ガイドラインにも忠実に従って協力してきたつもりだ。私はBlogworldカンファレンスではYSMを例にとりあげてプレゼンテーションもしている。
Yahooは先週PubconでJeremyと会って話し合うと言ったがすぐにそれを取り消し、Jeremyのアカウントを無効にした。
全体として、これはたいへん興味深い一連の質問を呼び起こすものだ。なぜYahooは不正なクレジットカード使用をブロックするなりフィルターすることができないのか? なぜアフィリエイト参加者の責任ではない不正でアフィリエイトのアカウントが取り消されるのか? ことにYahooは検索連動広告の分野でGoogleの後塵を拝する立場にあるにもかかわらず、なぜ最大の宣伝者の1人をクビにしたのか? アフィリエイト・プログラムを運営する場合、クレジットカードの不正使用というのはついて回るリスクではあるが、普通の会社ならまず不正使用を防ごうと努力したはずで、アフィリエイト・プログラムの参加者をクビにしたりはしないと思う。
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(翻訳:Namekawa, U)


