Zimbra
by Leena Rao on 2010年1月13日

VMwareがYahooから、メールとコラボレーションソフトのデベロッパZimbraを買い取った噂は前からあったが、Zimbraの元CTO Scott Dietzenが昨年秋にYahooを去ってからは、売却はほぼ確実と思われていた。

Dietzenは、2007年にYahooが、このオープンソースのメールソフトデベロッパを$350M(3億5000万ドル)で買収したときにYahooに入った。その後Dietzenは、2008年6月に辞めた上級副社長Brad Garlinghouseに代わって、YahooのCommunications & Communities部門を統轄した。

by Michael Arrington on 2009年1月24日

GoogleによればGoogle Appsが利用される100万ものビジネス現場にて、多くの場合、広告が表示される無料版が利用されているとのことだ。無料版に関心が向いてしまわないよう、これまでは無料版で利用できるアカウント数をこっそりと削減し続けてきた。しかしビジネスの広がりを受けて、これまで以上に有料版の利用規模拡大が迫られることとなった。

Google Appsはgmail、Googleカレンダー、Google Docsなどをパッキングしてビジネス用途も見据えたアプリケーション群だ。成長も著しく、最近の記事では、Googleが再販プログラムの開始も報じられた。Googleによると現在100万以上のビジネスで、1000万人がGoogle Appsを利用しており、ビジネスでの利用件数は日々3,000件のペースで増加しているとのこと。最大規模のビジネスユーザであるGenentechでは、20,000人の社員がGoogle Appsを利用している。

Google Appsが2006年8月にスタートしたときは、無料版のみで「すべての業態、業務規模において無料で利用できるサービス」と紹介されていた。

YahooのZimbra、教育機関向けクラウドコンピューティングを発表
by Jason Kincaid on 2008年10月29日

2007年にYahooに買収された共有機能を備えたウェブメールとカレンダーのサービスZimbraは、教育機関向けの新しいサービス、Zimbra Hostedを発表した。これにより、学校は独自のウェブメールのポータルをインターネット上に設置することができるようになる。従来、学校がZimbraのサービスを利用しようとする場合、サードパーティーのホスティング・サービスを利用するか、校内にサーバを置く必要があった。Zimbra HostedではZimbra(Yahoo)がサーバのメンテナンスなどホスティングに関する一切の面倒な仕事を引き受ける。

Zimbraは現在400以上の教育機関で利用されている。今年に入って、ZimbraはライバルのGoogleとMicrosoft Exchange(これらは同様のサービスを提供している)に対して、Stanford大学で学生向けのメールとカレンダーの管理サービスに選定されるという大勝利を収めた。このニュースを報じた際、われわれはZimbraはエンタープライズ向けアプリケーションとしてのみならず、携帯向けの機能でも優秀であることを紹介している。

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(翻訳:Namekawa, U)

Cisco、WebEx強化のためにメールのスタートアップ PostPathを$215Mで買収
by Erick Schonfeld on 2008年8月28日

Ciscoは創立5年のスタートアップ、PostPath$215M(2億1500万ドル)で買収してウェブ・メールに参入した。Post…何だって? 実はこの会社はLinuxベースのメールシステムを企業向けに販売している。性格としていくらかZimbraに似ているかもしれない。(こちらは昨年Yahooが$350M(3億5千万ドル)で買収している)。PostPathのクライアントは機能豊富で、Ajaxを利用してブラウザ内で動作する。バックエンドはMicrosoft Exchangeに競争を挑んでいる。

このソフトはiPhoneを含む携帯もサポートしている。CiscoはPostPathの機能を同社のWebExコラボレーション・サービス(Ciscoは昨年WebExを$3.2B(32億ドル)で買収)に付加する。

ブルガリアに開発チームを置く企業にしては今回の出口は立派な成果だろう。PostPathはこれまで総額$30M(3千万ドル)を調達している。最近の資金調達は2007年1月に$15M(1500万ドル)を集めたシリーズCだった。投資家にはJAFCO Ventures、Matrix Partners、 Worldview Technology Partnersなどが含まれる。

ソフトウェアが次第にクラウド〔インターネット上〕に移行するにつれ、 Ciscoはすぐに陳腐化して価格が低下するハードウェアだけでなく、利益率の高いウェブ・サービスの分野にも力を注ごうとしている。われわれの多くはすでにウェブ・ベースのメールだけを使うようになっているが、コラボレーション・ツールの分野ではウェブへの移行はまだ始まったばかりだ。

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(翻訳:Namekawa, U)

YahooのZimbra、オープンソースのメールクライアントのV3をローンチ―すばらしい
by Michael Arrington on 2008年7月25日

YahooのZimbraのバージョン3が今朝(米国時間7/23)、ローンチした。このデスクトップ・メールクライアントはOutlook、Mozilla Thunderbird、Mac Mailなどと競争する製品だ。2007年3月にYahooは初めてブラウザ・ベースのオフライン製品としてZimbraをリリースしている。

Zimbra DesktopはMozilla Prismをベースにした製品で、Windows、Mac、linux版がそれぞれある。サイズは40 MBとThunderbirdの約2倍。この製品はOutlookExpressやThunderbirdにはない信頼性の高さが強みだ。ユーザーはYahooメールやZimbraのアカウントだけではなく、あらゆるPop/IMAPをサポートしたメール・サーバにアクセス可能だ。Zimbra Desktopにはカレンダー、連絡相手のリスト、その他の機能が用意されている。

われわれとしては現在まだテスト段階だが(たった今Yahoo Mailを設定し終えたところ)、すぐにこれは優秀な製品だと分った。デスクトップ・メールクライアントでもっとも重要な要素はレスポンスだが、これが速い。メールにタグを付けたり、スレッドを折り畳んだりできる他に、画面右上端の検索バーからウェブとローカルファイルを検索できる機能も気に入った。私がMacの機能を利用して何もかも同期させているのでなかったらZimbraをメインに使うことにしたかもしれない。下にスクリーンショットを掲載した。.

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(翻訳:Namekawa, U)

スタンフォード大学、GmailやOutlookではなくZimbraを採用
by Mark Hendrickson on 2008年7月10日

教育市場におけるウェブメールは、Zimbra、Gmail、Outlook/Microsoft Exchangeの三つ巴の戦いの様相を呈している。そして今日、YahooのZimbraが、スタンフォード大学にサービスを提供する競争に勝利を収めた。

これが、Georgia Tech、University of Wisconsin、Texas A&M、Cal Poly、University of Pennsylvaniaなど、Zimbraの一連の勝利の最新情報だ。Zimbraは世界の300以上の大学でメールシステムに動力を供給している。つまり、「.edu」で終わるメールアドレスの実に約150万人分を扱っているということだ。

スタンフォード大学の契約競争は特に激しかったと聞く。だが結局、Googleは豪大学でGmailの史上最大の展開を奪取したときのような幸運には恵まれなかったのだった。

Zimbraは、特に強力なモバイルサポート(ActiveSync)に加え、同期化と管理機能のおかげでスタンフォード事業を勝ち取ったのかもしれない。また、ZimbraはまだGmailにはない企業にやさしい機能を備えてもいる。

この展開の詳細はStanford Reportで読むことができる。

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(翻訳:Megumi H.)

YahooのZimbra、v5.0をリリース―BlackBerryをサポート、新しいAjax機能追加
by Mark Hendrickson on 2008年2月6日

Zimbraは「Microsoft Exchange Server」の オープンソース版で、昨年9月にYahooに買収された。同社はこのほどコラボレーション用ソフトウェアのセットをアップデート、バージョン5.0をリリースした。改良箇所は数も多くまた内容としても重要なものとなっている。その中にはBlackBerryがとうとうサポートされたことや、ブラウザから利用するZimbraのメール・クライアントへの機能追加などが含まれる。

Zimbraのブラウザー・ベースのクライアントにはメール管理機能に加えてカレンダー、アドレス帳が付属しているが、今回それに加えてインスタント・メッセージ機能、wikiを利用した共同作業機能、ファイル共有機能が追加された。またYahooの検索機能、特にローカル検索が組み込まれたため、ユーザーはメール・クライアントの中からYahooMapsが利用できるようになった。

昨年3月、ひっそりとローンチしたZimbraのデスクトップ版クライアントはブラウザ・ベースのクライアントの機能の多くをエミュレートしていうが、今回Zimbara以外のメール(Yahoo MailやGmailその他 POP/IMAPを利用したメールすべて)をサポートするようになった。ただしデスクトップ版にはインスタント・メッセージ、文書の共同制作、ファイル共有はまだ実装されていない。

従来からZimbraはWindows Mobile、 Palm、Symbian、iPhoneその他のモバイル機器に対応するバージョンを出していたが、こに来てやっとZimbraは「BlackBerry Enterprise Server」対応版をリリースした。これは当然さまざまなBlackBerryデバイスで作動する。BlackBerryサーバーに対応したのはMicrosoft、Novell、IBMに続いて4社目。しかもBlackBerryの製造元のRIMと提携せずに開発に成功したのはZimbra1社だけだ。ZimbraのJohn Robbは「BlackBerryサーバと通信するためにZimbraサーバにExchange Serverをエミュレートさせるために大変な苦労をした」と語っている。

Zimbraは最近2万ユーザー、1100万通のメール配送を記録した。導入企業はZimbraのソフトウェア・パッケージを自社内のサーバにインストールすることもできるし、有料ホスティング・サービスを利用してリモートで使うこともできる。Robbは「当面Zimbraは自分でホスティング・サービスを提供することは考えていない」としているが、長期的にはその方向に動くだろうと思われる。

CrunchBase: Zimbra

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(翻訳:Namekawa, U)

速報: Yahoo、Zimbraを$350M、キャッシュで買収
by Michael Arrington on 2007年9月18日

Yahooは、オープンソースオンライン/オフラインオフィススイートの Zimbra買収を今夕(米国時間9/17)発表予定。われわれは、つい今しがた信用のおける筋から情報を入手。買収価格は現金、$350M(3.5億ドル)と確認ずみ。

Zimbraについての関連エントリは2005年にまで遡る。同サービスは、2005年の「Web 2.0 Conference」で広く知られるようになった。最近、オフラインの機能を公開

同社は、これまで3回の投資ラウンドでBenchmark Partners、Redpoint Ventures、Accel Capital、Sumitomo、Duff Ackerman & Goodrichから$30.5M(3500万ドル)を調達。3月には有料メールボックスユーザー600万人と発表。そして、最近では、さらに1200万人の見込み購読者をもたらすきっかけとなったComcastとの契約合意などを発表。

これは、非常に賢明な買収だった。たった一つの(買収という)行動で、Yahooは、今、Googleとの次世代オンライン/オフラインオフィススイートにおけるレースに参戦したことになる。次にZohoを買収したとしても驚かないだろう。それは、もしYahooが同分野を制覇し、「Google Docs」にとって、確かな脅威となる存在になりたい、と切望した場合だろうが。

Update:今回の買収についてのYahooのプレスリリースとZimbraのCEOであるSatish Dharmarajのブログエントリだ。そして、Yahoo オフィシャルブログエントリはここ

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Zimbra Desktop、ローンチ―オンラインの機能をフルに移植
by Michael Arrington on 2007年3月26日

Zimbra は今週後半にも新しいオフラインのデスクトップクライアント、Zimbra Desktopをローンチする。Zimbraのオンランサービスのユーザーは、ブラウザを通じてオフライン状態でもZimbraメールやその他のアプリケーションを利用できるようになる。

私はポッドキャストでZimbraの共同ファウンダー、CEOのSatish DharmarajにZimbra Desktopについてインタビューした。この内容は近くTalkCrunchでお聞かせする。

オフラインでウェブアプリケーションに(同じくらい重要なことだが、ウェブ上に保存されているデータにも)アクセスするのは今、大きな注目を集めている分野だ。Firefoxは、Firefox 3ではローカルに保存されたデータにオフラインでアクセスを可能にすると発表している。Scrybeのような新しいスタートアップもオンライン/オフラインの同期の実験に取り組んでいる。Adobe (と、そのライバル) は ちょうどApolloプラットフォームをローンチしたところだ。 開発者はApolloを利用するとHTML、javascript、Flashのコードをオフラインで、ブラウザの外で利用することができるようになる。

これらの製品の多くはまだ開発中 (Firefox 3) か、ローンチされたばかり、またはプライベートなベータテスト(Apollo、Scrybe)の段階にある。Zimbraはオフライン機能を処理する独自のコードを書き上げており、ユーザーはZimbraをブラウザで開きさえすれば、オンライン状態でもオフライン状態でも同様にアプリケーションを利用することができる。

Zimbra Desktopはクロスプラットフォーム (Windows、Mac、Linux)かつクロスブラウザ (Firefox、IE、Safari)対応だ。Zimbraのウェブアプリケーションとすべてのユーザーデータはクライアントコンピュータ(データベースにはApache Derbyを利用する) に保存可能で、データはオンラインモードになったときにリアルタイムで同期が取られる。

Zimbra Desktopはブラウザにドラグ&ドロップ機能をサポートしていない (たとえば、ファイルをメール画面にドラッグしてきて添付するなどl)が、将来のバージョンでは提供していく予定だという。

Zimbra Desktopを含めてZimbraのソースコードはすべてオープンソースだ。 他のウェブアプリ開発者もZimbraがどういう仕組みを作り上げたのか、詳しく調べてみる価値があるだろう。

Zimbraは最近有料利用者が600万人を超えたと発表した。同社はサンフランスコに本拠を置いているが、インドにも従業員10名のオフィスがある。過去3回のラウンドで合計$30.5M(3千50万ドル)の資金を調達しており、当面さらなる資金調達の必要性はまずないだろうとしている。

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Zimbra: 有償ユーザー600万人
by Michael Arrington on 2007年1月27日


「Zimbra」を最初に取り上げたのは2005年9月のことだった。ZimbraはAjax版のMicrosoft Exchange競合品にウェブメールサービスが付いたもので、何千もの企業や団体がメールや住所録、カレンダーをこれで扱っている。Zimbraはモバイルでもいいソリューションを提供している。コア製品はオープンソースだが、年間1人当たり$25(各種ディスカウントあり)で販売している上級バージョンがある。

ローンチ以来この会社は成長を続けている。2005年10月に「有償のメールボックス」が400万だった。来週の月曜(米国時間1/29)、こんどは顧客1300社、600万メールボックスになったことを発表する。この3ヶ月間で50%の伸びだ。顧客の60%はリセラーを通じてサービスを利用している。

Zimbraのサービスを支援するツールもたくさんある。 Collaboration
Suite(提供中)のバージョン4.5をアナウンス予定。開発者と管理者6300名がZimbraに貢献してきた。オープンソースバージョンのダウンロード数は「数万回」にのぼる。

同社はBenchmark Paterners、Redpoint VenturesおよびAccel Capitalから計$16M(1600万ドル)のファンディングを受けている。

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Zimbra: 有償ユーザー400万人、まだまだ増える
by Marshall Kirkpatrick on 2006年10月18日

DiggとMozillaとスイスのUniversity of ByrneとTimes of India(インドの大手英字紙)で共通するのは何か? 今日(米国時間10/17)の発表によれば、どれも、ウェブベースでオープンソースの「コミュニケーシヨン&コラボレーション」システムZimbraの1000以上いる顧客の中のひとつだということ。

2003年にCaliforniaのSan mateoで設立されたこの会社は今日、有料で使われているZimbraのメールボックス数がオンサイト、ホスティング合わせて400万を越えたと発表した。 少ないようだが、まだ伸びているし、Microsoft Exchangeの1億5400万人シートと比べても十分に意味のある数字だ。基本料金が1シート当たり年間$25とすれば(プロフェッショナルエディションはもっと高価で、スタンダードのバルク価格はもっと安い)、有償ユーザー400万 ということはZimbraの年間売上は少なくとも$100M(1億ドル) ということになる。これは、オープンソースでAjaxリッチのウェブメール、モバイル、オンラインコラボレーションのスイートというつい何年か前には考えられなかったモノとしては、かなりの数字だ。ZimbraはBenchmark PartnersとRedpoint VenturesとAccel Capitalから出資を受けている。

Google、Zoho、Microsoftの他無数のベンチャーがウェブベースのオフィスに向かって進んでいることは前にも取り上げた。Zimbraの機能の中には他社がようやく提供しはじめたものが数多い。 Microsoftは年末か来年初めにExchange Server 2007を出すと言っているが、実際その時期に正式版として提供されるのだとすれば、Zimbraで今できていることができているのか見ものだ。

ウェブメールクライアントはGMailとよく似ているが、Outlookのメール とカレンダー、アドレス帳に対応している。RSSフィードの表示、Salesforceとの統合、クライアントソフトのダウンロード不要のモバイルアクセス(ただし、Windowsモバイルには対応していないらしい)、タギング、ドキュメントやスプレッドシートの共有、協業、リッチドキュメントへの Ajax埋め込みなどなど。ZimbraはマッシュアップやMicrosoft製品がサードパーティーのツールに頼っている音声統合なども正式にサポート している。

これは、使われていくことで成長していくことが間違いない、魅力的な試みだ。企業内でのWeb 2.0の発展を支持する証拠がほしければ、Zimbraの今日の発表は上質のネタになる。