VC

VCはVenture Capital(ベンチャーキャピタル)の略称。スタートアップなど、急成長が見込まれる未上場の企業に対して投資を行う、投資会社や投資ファンドのこと。投資先のベンチャー企業が上場して株式を公開したり、大手企業やファンドなどから合併や買収(M&A:Merger and Acquisition)をされたりすることで得られる利益を収入とする。

VCは投資先の企業の価値向上を図るために、資金投下と同時に経営に関与し、経営陣に対してさまざまな指導を行うことが多い。VCの担当者が社外取締役として投資先企業の経営に参画する場合もある。

日本のVCは金融系、事業会社が子会社のファンドを通してベンチャーに出資するコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)、独立系、政府系や大学系などに分類される。VCの中では金融系の投資額が大きいのが日本の特徴だったのだが、近年では、さまざまなバックグラウンドの投資家が設立した、ファンド資金の調達を独自に行う独立系や、CVCによる投資が拡大。金融系と独立系、CVCそれぞれの投資額の規模が肩を並べるまでになってきている(TechCrunch Tokyo 2016 パネルディスカッション「変化するスタートアップ投資、その最新動向」レポート参照)。

2016年に日本で設立されたVCのファンド総額は、年間2763億円と2008年以来の最高額を更新している(ジャパンベンチャーリサーチ調べ)。

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