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Blue Dotは単なるソーシャルブックマークシステムではない!

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シアトルに拠点を置くBlue Dot社は、先週開催されたGnomedexで、ソーシャルブックマークサービスとソーシャルネットワーキングサービスを公開した。オンライン上のレビューサイトは、ソーシャルブックマークサービスの分野がどれだけ混みあっているかに注目しており、私はといえば、非常に手厳しい記事を書いているところだった。Blue Dotと電話で実際に話す機会を得るまでは・・・。私は、間違っていた。Blue Dotは、単なる「もう一つの」ソーシャルブックマークサイトではない。実際多数の重要で一風変わった機能を備えているのである。

Blue Dot社はお互いに対等な組織(Flat Structure)のもと、10人のチームで構成されている。だれもがだれかのボスではなく、当社はこの構成が自社の革新能力を高めているとしている。チームの何人かはMicrosoftとAmazonの出身だ。2004年に設立され、Blue Dotは5人の投資家から合計150万ドルのエンジェル投資を受けている。

システムを基調とするものは、ユーザーがオンラインアーカイブ内のアイテムにタグ付けができ、保存されたアイテムの一部または全てのアクセスを共有することで他のユーザーと友達になることができることである。しかし、本当の差別化は機能セットの中に隠されている。

アクセス 他のソーシャルブックマークサービスでは、アイテムをパブリック・プライベートに設定することを可能としている。Blue Dotでは、ユーザーがグループを作り、特定のアイテムに関してはそのグループのメンバーとだけシェアをすることが可能である。グループメンバーは、認証をサポートするフィードリーダーであればどれでも、フィードを購読できる。認証付きのRSSフィードは当社の目玉機能でもなんでもなく、この最初のバージョンでは主にテクノロジーに明るくない人をターゲットにしているという。が、実際これはとてもよく出来ている。異なるグループに対し個別にアクセスの設定ができる性能は、他の消費者向けのオンライン・ソーシャルブックマークサービスに比べ、ずいぶんと洗練されているものである。

イメージ(画像) Blue Dotでは、ブックマークしたページからイメージが自動保存される。タグ付けのポップアップボックス内の一部のセクションでは、ページ内のイメージの中から、アーカイブ内に保存したい画像を見つけるまで、クリックスルーできるようになっている。多くはないが、同様の機能を提供するサービスをいくつか見たことがある。大半のソーシャルブックマークサービスによくあるテキスト比重のデザインと比べると、スムーズですばらしいユーザーエクスペリエンスを実現している。

コメント Blue Dotはユーザーがブックマークしたアイテムに対して、友だちがコメントできるようにしている。全くユニークというわけでないが、まだ「一般的」というにも程遠い良い機能である。コメント機能が友だちに限られていることで、意味のないフィードバックを減らせると彼らは話す。まあ、どっちともとれるんじゃないと私は思うのだが・・・。

ウィジェット ユーザーの最新のブックマークをシンジケートするウィジェット機能を提供することは、ソーシャルブックマークサービスにおいては、ベストな実例に成りつつある - が、その多くはJavascriptでかわいくないんだけど。Blue Dotはけっこう惹きつけられるウィジェットをフラッシュバージョンで提供している。つまり、MySpaceでも利用可能ということだ。これは、たいしたことである。近々さらにこれを制作すると、当社は述べている。

サーチ ソーシャルブックマーク+ソーシャルネットワーキングは検索に関してとりわけよく機能する。Blue Dotの検索機能はユーザーに、自分のアーカイブ内、友だちのアーカイブ内または全ユーザーのアーカイブ内と検索範囲を選択可能にする。仮に、あなたが自分の友だちのアーカイブ内を検索し検索結果が10以下だった場合、システムは検索対象を全ユーザーに広げそこからトップ10を出してくれる。私はいつもLookSmartのFurl.netで、自分のブックマーク内の検索、全ユーザーのブックマーク、そしてウェブ全体を検索するという機能を楽しんでいた。

Blue Dotにはまだいくつか問題点がある。Blue DotはメールかIMでBlue Dotの友だちと連絡し合える機能を間もなく追加するつもりだと私に話した。そう期待したい。というのも、そのような機能なしに、ソーシャルな目的でシステムを利用するのはがっかりものだから...。

del.icio.us をインポートする機能もまもなく提供されるとBlue Dotは言う。エキスポートに関しては、どのように実装できるか考え中である。オープンアイデンティティに関しては?まだ、ノーコメントだ。この課題については、今のところ社内でのカジュアルな議論のひとつでしかならない。

もう一つ、私が気がかりなのがBlue Dotが、”Social Discovery”というフレーズにトレードマークをつけていることだ!Blue Dotは、「ソーシャルブックマークサービス」としてブランド化されたくなく、また新しいこの分野でのパイオニアになりたいが故にそう行ったと述べている。私は納得しない。だって、これはただ不快なだけだから、やめたほうが良いと思う。

とはいえ、Blue Dotは本当に先駆的なサービスだと思うのである。もともと書いていた意地の悪いレビューを公表せずに良かった!

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