Eons

シニアの遊び場、誕生

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Monster.comファウンダーのJeff Taylorが今日また新規サイトEonsを立ち上げた。登録できるのは50以上の年寄りだけ。そう、これは老人ご用達のソーシャル・ネットワークなのだ。 Jeff本人はまだ45歳のピチピチだから、いくら自分の会社でも使えない。

アイディアはいいよね。- 友だちと付き合う時間が余るほどある老人なら世の中には五万といるだろう。- ただ、やり方がいけない。Eonsは(ソーシャル・ネットワーキング・ブログとか何とか)新しいウェブの流行りをいろいろ採用しているのはいいんだが、それだけで肝心のスピリットをおざなりにしている。Eonsがやろうとしていることは膨大すぎて、実のところ何なのか私にはよく分からない。

サイトには訃報コーナーもあるんだが、これが子供騙しのカラクリのようで、なんか趣味が悪い。著名人の訃報に、おまけとして自宅近辺の死亡広告のコーナー。で、その周りをぐるりと霊場・医療保障・ネットフリックス(ん?)の上品な広告が取り囲んでいるのだっ。

あ、こんなカラクリの話はどうでもいいんだった。えっと、こんなこと書いてる間も私が一番気になったのはこれがブログのサイトを目指しているということ。To-Doリスト、ユーザ専用ポータル、その他諸々の機能を盛り込んでMyspaceみたいなホームページになろうとしている。でも、これドッと一度に投げつけたら相手はビックリするだろう。この年代の人たちはポータルはYahoo、ブログはVox、何でも完璧に使いこなせるしね。私ならMyspaceのエンジェルから始めてユーザーが増えるのを待って機能を拡張するかな。これで成功したスタートアップは他にもたくさんある。やっぱ何かひとつでいいから他より絶対いいと言えるようなものをやることだよね。

成功した起業家が新規スタートアップで苦労するというのはよくあるハナシ。Eonsもなんか、そういう道を辿りそうな予感がする。



【日本語版のひとこと】
シニア用のソーシャルネットワークといえば、先日ここでも取り上げられた子供用ソーシャルネットワークのimbee(Industrious Kid社)を思い出しますね。こちらは、子供のセキュリティ面の心配からアイデアを得たサイト。ソーシャルネットワークサイトは、今や若者だけのものではなく、シニアから子供まで。米国のネットユーザーの幅広さが伺えます。ところで50代をシニア(年寄り)と呼ぶには”異議有り”のものがたくさんいるかと。今の50代は若いぞ。(yu)

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