Yedda

イスラエルのステルス・スタートアップYeddaのサービス公開

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イスラエルのスタートアップYeddaについて前回触れたのは2006年1月だった。今日(米国時間8/14)このサービスはついにプライベートなベータ版を脱して一般に公開された。YeddaはYahoo AnswersWondirGoogle Answers、Oyogiなどに似たQ&Aサービスだ。Google Answersを例外として、Yeddaも含めてすべて無料。 これらのサービスでは、ユーザーコミュニティーからより正確な回答を得るため、非常に大きな努力が払われている。Yahoo Answersがシステムとしてもっとも出来がいいようだ。5月には1千万件目の質問に回答しているとのこと。 OyogiとWondirもトラフィックを集めているのに、Googleは有料モデルのせいで苦戦を続けることになりそうだ。なお、Wondirもビジネスモデルを変更することになるかもしれない。このページの告知を参照。

Yedda は競争相手に対していくつも新機軸を出しているが、特に面白い機能が一つある。ユーザーが回答者になろうと希望した場合、自分が回答する資格があると思う 得意分野をタグで指定して登録できる。するとYeddaからメール(あるはRSS、IM) が届いて、回答を希望している分野に質問があったことを知らせてくれる。私自身、いくつかの分野に回答者として登録してみたが、何か質問が上がってないか とサイトに行くより、質問のメールを読むほうがずっと便利なようだ。この機能は小さなスタートアップがニッチに食い込んで成功するための重要なポイントに なるかもしれない。

あと私が気に入っている特徴は、質問の長さに制限がなく、画像を含めることができる点。ライバルはこのような機能がない。Yeddaはまたタグを用 いたフラットな分類システムを使っている。(Yahoo Answersでは垂直な分類のカテゴリーを用いることを強いられる)。タグの候補は質問の意味論的分析によって提示される。さらにひとつ、質問が未回答 だということがすぐにわかるようになっている。これらをひっくるめて、Yeddaは質問者が回答を得られるよう、そして得られた回答が将来他の質問者に役 立つよう、真剣な努力をしていることが伺える。

この分野でインディーのサービスが成功するニッチがあるなら、Yeddaは成功に近いポジションにいるのではないか。

サイトに行って試してみるとよい。ベータユーザーのものだがすでに面白い内容がある。たとえばここでYeddaそれ自身に対する質問と回答を見てみるとおおざっぱな概念がつかめるかもしれない。

注釈: ステルス・スタートアップとは、水面下で活動し、内密にサービスを提供している企業

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