Comscore調査:”MySpace Videoのトラフィック数が7月で倍増”

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ウェブのトラフィック分析を行うComscore社が7月期の統計を発表した。 なんといっても驚いたのがMySpace Videoで、6月からトラフィックが倍に増えている。主なライバルYouTubeは20%伸びて ネットTOP50にランクイン(Comscore調べ)。ネット動画で相変わらず先頭集団? につけているYahoo! Videoは6月比28%増 のビジター数2110万人。

トラフィック数は本当にヤブヘビなところが あって、前回ココでComscoreの統計を発表したのはDel.icio.usに関する話だったが、Comscoreが同サイトのトラフィックが落ちているという統計を出したのに対し、Yahoo! はデータが間違っていると主張、HitwiseがYahoo!の発表を裏付けるような統計を先週出している。

どうしてこんなことになるのか? 割引いて考えてもトラフィックに関してはあいまいな結論しか導き出せないということだろう。MySpaceの動画の健闘が 今後どのような影響を与えるか数値で示せたら面白いんだが。YouTubeのような 独立系の動画サービスに対抗してMySpaceは今年1月に動画配信をスタートした。 MySpace生態圏で外部サービスのバイラルな広がりが阻止されたわけだが、それでもYouTubeが伸びを維持しているところを見ると、心配なのは他の今ローンチしている企業だ。MySpaceはYouTube創業時のように外部サービスに寛大でないし、今後はどうなるのだろう。

まあ、あんなに広く愛されているFlickrも蓋を開けてみると古参Yahoo! Photosの敵ではない(規模はFlickrの10倍近 い)。動画も同じで中小ライバル同士のせめぎあいに世の中が注目している間も、山の頂点にはYahoo! Videosが無言で君臨していたりする。

さて、動画に関しては調査会社InStatの調査報 告も先週発表になった。それによると、ネット動画配信市場 は今後も成長が予想され、この先5年の間に現規模の約10倍に拡大するらしい。その市場で主役を取るのは誰か? 参入が先んじた企業の話題性を機能で打ち負かすことは難しいんではないだろうか。では、市場の優位を貨幣にかえることは可能なのか? そう考えると、ネット動画の未来が乱闘になることは想像に難くない。今朝(米国時間8/15)は動画配信のスタートアップ企業3社による 新規提携についても書いたので、ご一読されたい。提携企業はEyespot、Blip.tv、Veohの3社だ。

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