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Hullo、VOIPに無料サービスで参戦

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すでにVOIP戦線にはライバルが多すぎて、健全なビジネスがなかなか成立しそうにないありさまだ。 十分な資金を得ているVonageやSkypeがちっぽけなGizmo (日本語記事)やJajahと細かい点で激しく競争している。「インターネットで無料ないし非常に安い通話を」というコンセプトをめぐってそれぞれが特徴を出そうと苦闘している。Hulloはこの分野の最新の参入者だが、十分注目に値する。

HulloはJajahによく似ているが、いくつか重要な点で違いがある。Jajahはウェブベースで簡単に電話から電話への通話ができる。料金体系は 多少複雑だが、重要なポイントは 米国やヨーロッパからかけるかぎり通話は無料かほとんど無料に近いということだ。通話するには、まず自局番号を入力、続いて相手先番号を入力する。一呼吸 置いて、自分の電話が鳴り始める。受話器を取ると相手を呼び出している音が聞こえるはず。ここから先は通常の電話と何ら変わらない。Jajahでは通常こ のようにJajahウェブサイト経由で通話をスタートさせることになるが、手続きをよりシンプルにするためにOutlookプラグイン、 Firefoxのエクステンション、Mac のアドレスブックもサポートしている。簡単で役に立ち、安い。

Hulloは、多少違っている。通話を開始する手順はJajahと同じ。まず自分の電話が鳴り、受話器を上げると相手が呼ばれる。しかしAlec Saundersが評価記事で書いているように、それ以外にもたくさんの機能がある。

第1に、少なくとも今は、Hulloで金を使うことは不可能だ。つまりすべて無料である。もっともこれはあまり大きな違いにはならない。Hullo は今のところ通話区域は北米のみだ、Jahahの料金をよく調べてみればわかるが、北米はこちらも無料なのだ。しかし複雑な料金体系がないから、通話を始 める前にいくらになるだろうと頭を悩ませないですむ。

Hulloはクライアントベースのアプリで、インスタントメッセージボックスのように見え、ブラウザとは独立に作動する。(残念ながら現在はWindows版のみ)。

しかしHulloが本当に強みを見せるのは付加機能の面だ。通話には普通の電話も、マイクとヘッドセットをつけたパソコンも利用できる。相手を「通 話」ウィンドウにドラグしてくるか、番号を追加するかすればグループでの会議通話も可能。通話中に使う電話を変えたい場合は、別の番号を入力するだけでよ い。

Hulloは転送サービスとして利用しても便利だ。ユーザーには「内線番号」が与えられて、そこに通常の電話番号を登録しておくことができる。ユーザーに電話がかかってくると、ユーザーが電話を取るまでHulloは登録してある電話番号を登録の順に次々に呼び出していく。

われわれのかぎられたテストでもHulloの音質はよいし、「内線番号」などコンピュータから離れていても便利なサービスである。 Mac版のクライアント(あるいはFirefoxプラグイン)が欲しいし、サイトのインタフェースは大いに改善の余地がある。無料のコンサートチケットが 当たるプロモーションも止めるべきだ。Hulloにはユーザーを集めるためにそんなセコイ仕掛けは必要ない。サービス自体、非常に優秀だ。Jajahと同様、このサービスの加入者ではない相手に電話をかける際にも役立つ。

Alecが言うように、IMとプレゼンス機能を加えたら便利だろうし、また簡単な通話記録機能を備えるべきだと強く勧める。そうすれば多くのPodcastersを集めることができるだろう。

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