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Wablet、ウェブベースIMを揺るがすものに

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AllPeers、今日アカウントを一般公開

logo僕は昨日(米国時間8/22)、間もなく公開予定のウェブIMシステム「Wablet」をプレビューする機会を得た。WabletFlashベースの本システムは、主要なIMサービスのアカウントなら全て対応しているが、webletのユーザーネームを作成しアクセスすることもできる。IMのセッションはブログやソーシャルネットワークサービスに埋め込むことができる。または、どのページからもポップアップボックス内に表示させることができる。こういったことは特に斬新なことではないが、Wabletでは複数の人々と複数のチャットを同時進行で進めることができ、また各チャットのお相手には違ったプロフィールを公開できるという。

この手のサービスは真剣にビジネスとして成り立たせる可能性を秘めている。最近のAOLのUserplaneの買収やSequoia CapitalのMeeboへの投資を見てお分かりのように。

アイデンティティ、評判・許可・待機機能、とてもよくできたFlashインタフェースにその他いろいろと、Wabletは野心的だ。ビジネスモデルは、一部はコンテクスト広告によるものだが、スモールビジネスのCRMストラテジーの一部としての利用が大きな部分を占めている。僕はハードコアで機能満載のウェブIMに興味のある消費者ならWabletを大好きになると自信を持って言える。

Wabletオフィスはサンフランシスコとマニラにある。フィリピンのソーシャルネットワーキングサイト Groovenetの会長(Chairman)でありファウンダーであるDavid Footeが率いている。500以下のテストアカウントをこの先数週間内に公開する予定、とFooteは話してくれた。あなたもサイト上でメールアドレスを登録することで、アカウントをリクエストすることができる。

logo利用方法はこんなかんじ・Wabletチャットボックスは埋め込み、またはポップアップウィンドウとしてリンクできる。ユーザーとチャットしたいと思うビジターはまず、チャット許可のリクエストをする。ユーザーはチャットリクエスト者のプロフィール、それにリクエスト者と他のチャットユーザーとのチャットによる評価を見てから、リクエストを承認するかどうか決める。今のところ、WabletのIM利用者に限られているが、将来的には他の主要IMサービスのユーザー名と紐づいた評価も利用できるようになるかもしれない(そうなってほしいと僕は思っている)。他システムの長いリストにまたがったプロフィールページにはバッジが含まれる。だから、誰かがユーザーとチャットをしたいと思った場合、チャット希望者のFlickrやMySpaceページのリンクが閲覧できるというわけ。もし、複数の人たちがユーザーとチャットを希望する場合、それぞれのアバターがユーザーが閲覧中のボックス上に列になって表示される。チャット待ちのものについてはチャットの承認までの待ち時間が示され、チャット中のものについては別ウィンドウでのチャットがアバター上に吹き出しで表示される。

logo Wabletによる主要なイノベーションはアイデンティティ関連。ベーシックなIMシステムに第二のレイヤーを設置することで、ユーザーは異なるプロフィールを持った複数のキャラクターを作成できるようになった。もし、ユーザーがビジネスに関するページを持っていたら、そのページを見てユーザーとチャットしたいと思った人はビジネス用に設置したプロフィール(例えばLinkedinかまたはその他ビジネス関連)のプロフィールを見ることになる。それ以外で興味を持ってサイトを訪れた人は、それ以外のプロフィールをみることになる。外部サイトのプロフィールは自分のプロフィールページにコードが組み込まれた時に有効になる。Wabletの管理画面は、ユーザーのどの情報がどのキャラクターに該当するか、それに、特定のシチュエーションの際にどのキャラクターを利用するかということをチェックボックスで簡単に選択できる。ファウンダーのDavid Footeは、OpenIDスタンダードが成熟するにつれ、WabletはOpenIDをパワフルに利用するためのシンプルなインタフェースとして使用されるだろう、と述べている。

ユーザーが管理しているチャットアクセスポイントの各サイトごとに、異なるチャットステータスを設定することができる。チャットアーカイプと連絡先はタグ付け可能で、プライベートアカウント内にメモを残すことが出来る。各キャラクターに対しthumbs up(親指を立てるジェスチャー。OKサインにも使われる)・thumbs down(親指だけを立てて下向きに指す。だめ出しにも使われることあり)それにコメントを残すことで簡単に評価ができる。オフラインの人にはあとで見てもらえるようオフラインメッセージの送信も可能。Wabletは、すでに満載の機能セットに追加したいと考える、または他のサービスとのさらなるインテグレーションをしたいと希望するFlashディベロッパーを対象にAPIを近々リリース予定。

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