Wink 2.0、来週リリースへ

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ソーシャル検索エンジンのWinkは バージョン 2.0を来週前半にもリリースする。検索を今まで以上にソーシャル的にさせた改良が行われている。リリース前にWinkから入手できた情報を以下に述べるが、 これ以外にもさらに改良点があるものと思う。ソーシャル検索は大きな可能性を持った分野で、私はWinkのアプローチが気に入っている。

まずWinkサービスの基本。この検索エンジンはDigg、Yahoo MyWeb、Furl、Slashdotその他ソーシャルブックマークサービスとWink自身のユーザーアーカイブ内のタグ付きコンテンツに索引づけす る。これらのアイテムはGoogle検索結果のページの上部に関連ある検索結果として表示される。つまりGoogleをユーザー一般のタグによって強化し た検索だ。またWink自身も他のソーシャルブックマークサービスと同様のブックマーク機能を備えている。

ユーザーは検索トピックごとにアイテムのコレクションやリストを作成することができる。たとえばビデオプロジェクタ購入に関するアイテムをリストし たページとか、Weezerというバンドに関連したページといった具合。このリストは他のユーザーが購読することができる。標準的なソーシャルブックマー クとは違って、このリストに他のユーザーが別のリストを自由に付け加えることができる。

こういう機能は一見平凡なものに思えるかもしれないが、たとえばFireFoxの検索プラグインにGoogle検索に加えてタグ検索を付加するとた いへん面白い。またシンプルで使いやすいソーシャルブックマークとしても役に立つ。Winkはまたdel.icio.usと同期しており、ユーザーが Wikipediaから集めてきたwikiの項目をWink内で変更することもできる。

Winkは昨年、620万ドルをCambrian Ventures、Greylock Partners、その他のエンジェル投資家から調達している。われわれのWinkに関する記事はここ

Wink 2.0で何が新しくなった? ユーザーはGoogleの結果を含む検索結果に投票できるようになった。これによって検索結果の表示順位が上下する。現在のバージョンのWinkでは検索結果は何人のWinkユーザーがタグを付けているかだけで順位を決めている。簡単に投票できるようになったことで、検索結果の精度が上がるのか、それとも 慎重に検討して作られたアルゴリズムを単にユーザーの気まぐれで置き換えることになってしまうのか? これはバランスが難しい。Winkでは、たとえば、 反社会的傾向のあるユーザーがこのシステムを妨害するのを防ぐためにアンチスパムコントロールのようなメカニズムを採用することになるかもしれないと言っている。バージョン2.0では投票の結果もっとも多数の票を獲得したアイテムがトップに表示される。

ユーザーが作成した検索結果のコレクションもさらに大きな役割を演じることになる。現行バージョンでは検索の入力にマッチしたタイトルのコレクションが表示されるだけだが、新バージョンではタイトルだけでなく、コレクションページ内のタグ、ユーザー投票結果などを含むフルテキストが索引づけられ、 もっとも関連性の高いページが上位に表示される。ユーザーは追加されるアイテムを継続的にフォローするためにコレクションを購読することができる。

ツールバーのファンに朗報。WinkのFireFoxツールバーも来週リリースされる。どのサイトをを見ていてもWinkサービスの全機能を即座に呼び出すことができるようになる。

最後に、現在のサイトのどぎつい配色がもっと目にやさしいユーザーインタフェースに改良される。残念ながら新しいロゴは少しうるさいように思う。

といったところが新しいサイトについてWinkから探り出せた公開前情報だ。実際にはさらにいろいろ内容があるものと期待している。というのも今述べたような内容は、このサイトが目標として掲げている高いレベルに到達するための改良としてはちょっと物足りないからだ。もちろん、この改良も良いニュー スではある。Winkの検索サービスは私が長い間求めていたものに近いのだが、現状では実際に使ってみるといろいろ不満足な点があったからだ。

Wink 2.0は来週前半にリリース予定だが、Winkのサイトを訪問してメールアドレスを残しておけば、リリースされた時点で通知がもらえる。

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