Guba、無料アカウントのアフィリエートで賭けに出る

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オンラインビデオの分野でもっとも注目されるサイトの一つGubaが新しい アフィリエートプログラムをリリース。あなたのサイトに埋め込んだビデオを(サイトビジターが)クリックし、無料アカウントの新規登録(アメリカ国内)をすることで、一件につき25セントの報酬を(サイトオーナーに)支払うというもの。貼り付けるビデオは自分のものでなくてもよい。自分のウェブサイトかブログに貼るだけでいいのだ。アカウント登録により、ユーザーはビデオのアップロード、コメント書き込み、それにタグによるビデオ購読が可能になる。 Gubaにとってアカウントサインアップ自体による収入は皆無なだけに、これは興味深い動き。無料ビデオのページに広告はないが、低価格ながら有料のビデオのレンタル、または購入ダウンロードへとビジターを誘導するのが狙い。

Gubaは以前に、ライバルに比べてはるかに低価格のサービスを提供し、著作権保護されているオンラインビデオを探し出すサービスを開発し、大手映画スタジオと最初に配信契約を結んだ会社のひとつとして話題になった。

オンラインビデオの分野でユーザーに報酬を支払っているスタートアップにはRevvr Flixyaがある。もっとも、両社はビデオページ上に掲載されているAdSense広告の収入を50%ずつユーザーと折半するというものだが。モデル自体に魅力があるし、YouTubeのビッグスター的なユーザーたちなどにとってはうまくいくかもしれない。だが、大半のユーザーにとってはそれほど魅力的に映らないだろう。それにFlixyaの場合には、AdSenseの利益目当てに、自分のものでないビデオのアップロードを奨励しかねない。

だが、Gubaの動きは本当にギャンブル。
ビデオページに広告を挿入しないかぎり、無料アカウントへの登録は直接的にはなんの収入も生み出さないことになる。サイトのビジネスモデルは、有料ダウンロードのセクションにビジターを誘導することに基づいているよう。一日レンタルの料金は49セントから99セント。購入価格は5ドルから10ドル。レンタルと販売による収益だけで、無料アカウントへのアフィリエートの支払いの採算がとれるだろうか。YouTubeが市場の注目を一身に集めている中、Gubaの知名度を上げる話題作りのための必死の選択だろうか。

僕はこれはうまく行くかも知れないと思っている。人びとはGubaのビデオを(サイトやブログに)表示させるだろうし、サイトビジターたちは無料アカウントにサインアップするだろう。人びとはビデオ・オンデマンドを求めているし、その中から実に多くの人が“親しみやすいフリービデオサイト”を大いに利用して、有料コンテンツにアクセスするだろう。これはスタートアップの資金を有益に使う良い方法だし、世にある最も賢明なオンラインビデオのストラテジーの一つではないかと思う。今、Macにさえ対応されていたら・・・。

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