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比較記事:オンラインストレージ企業

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Microsoft、デスクトップフィードリーダをリリース

編集部注:これは日本語版公開前2006年1月31日に掲載された記事のため、一部適さない内容もございます。

オンラインストレージマーケットはめまぐるしい進化を遂げている。以前にユーザーが期待できたのは、割り当てられたバーチャルドライブかシンプルなウェブベースのインタフェースからのろのろしたアップロード/ダウンロードを行うことだけだった。この分野の競争の少なさ(とバブルの崩壊)が、最小限のストレージ容量を高価格へと導く結果になった。

昨年、多数のオンラインストレージサービスがスタート(そのうちいくつかは2月にスタートする。※編集部注)。これらの新サービスは、本格的なWeb 2.0的機能を備え、合理的な価格(無料、容量無制限ストレージを含む)を提供している。それに少なくても一つのケース(OmniDrive)では、リモートサーバー上にあるローカルアプリ(例:Microsoft Officeなど)ファイルに直接読み書きことも可能。この機能により、はじめにファイルをハードドライブにダウンロードすることが不要になり、ファイル書き込みのプロセスを著しくスピードアップさせた。

オンラインストレージ企業

次の13社をチェックしてみた。AllMyDataBox.neteSnipsFreepository、(あいにくなネーミングの) GoDaddyiStorageMofileMozyOmnidriveOpenomyStreamloadStrongspaceそれにXdrive

他、Zingeeはまだスタートしていないが、とても魅力的なサービス内容(かそうでない)かも。

リサーチした13社のうち、3社が本当に抜きん出ていた。オーストラリアに拠点を置くOmniDrive(投資を受けてはいなかったがそれは長期間にわたることではない)が機能面では確実に群を抜いている。Box.netとStreamloadもとてもいい選択。

サービスは大まかに、ストレージ重視型と(ファイル)共有重視型の二つに分けられる。いくつかのサービス、例えば、Mozyそれと(あいにくなネーミングの)Godaddyはストレージのみの機能を重視。GoDaddyはオンラインファイルのバックアップ、ベーシックなアップロード・ダウンロード機能(機能的なリモートネットワークドライブ)を提供。必要最低限の機能に絞ったサービスで、プライス設定もかなり魅力的 (2GB/年間20ドル)。 (ファイル)共有やその他のアドバンス機能は見当たらない。

その他のサービスはストレージを提供するものの、ファイル共有に重点を置いている。多数のサービスが選択肢として存在する。が、その中でもベストなサービス(OmniDrive、Box.netとStreamload)は、ファイル共有を完全にプライベート、パブリックに設定することが可能。それに、読み/書きのアクセス権を任意の人数のユーザーに与えられるというBox.netのグループフォルダーのアプローチを私はとても気に入った。 Omnidriveもまもなく同様の機能をリリースする。

Web 2.0 機能

ほとんどの新規プレーヤー(おそらくMozyは例外)Web 2.0のカギとなる機能に注力している。ベストなサービスは複数のフォルダーを設定(プライベート・共有・グループ・公開)、各フォルダーごとにあるRSS、など。Omnidriveを含むいくつかのサービスは、RSSエンクロージャー要素(ポッドキャストのような)を購読し(認識する)機能を持っていて、ハードドライブの代わりにクラウドにファイル保存できる。

加えて、OmniDriveは他の誰もが匹敵しえない主要な機能を一つもっている。それは、クラウド中のファイルへのフルな読み書き機能だ。自分のOmnidriveアカウントからファイルを開き、ローカルコピーを一切ダウンロードすることなく、編集、そしてOmnidriveへふたたび書き込む。彼らがAPIをリリースしたら、多数のサービスがOmnidriveストレージサービスを自社のアプリケーションにマッシュアップするだろうと思う。とても魅力的だし、マッシュアップしないでおこうなんてことのほうが無理だ。AllMyDataは、このグループではユニークで、“グリッドストレージ”を備えたフルP2Pソリューション。これは、自分のハードドライブを他の人に分けてあげる代わり、自分も他の人のハードドライブを利用させてもらえるという仕組み。ソリューションとして、自分のストレージスペースを他のユーザーに使わせてあげるということは全くユーザーが好むことではない。が、それを差し引いても、自分のファイルにアクセスする為に他のユーザーのコンピュータの利用状況に左右される(電源オン状態、オンラインである必要がある)というのは、このサービスの深刻な制限ではないか。

価格

価格はさまざまだが、いくつかの企業が競争から脱落するにつれ価格は落ち着くのではとないかと思う。

Streamloadが価格面ではもっとも積極的。25 GBを無料で全てのユーザーに提供。

私の個人的な意見でいうと、このようなサービスをインパクトある方法で売り込むには、思い切って無制限のストレージをわずかな金額で提供するとよい。コストは一度だけの登録料とダウンロードバンド幅への課金でまかなえる(ファイルが必要になれば、私ならそのファイル入手するための支払いは厭わないだろう)。

私は、オンラインストレージはWindowsのように新しいコンピュータやアプリケーションと一緒にバンドルされるべきだと思うし、今後そうなるだろうと確信している。とても大切なメディアコンテンツ(音楽、映画、ホームビデオ、写真)なのにハードドライブ内で無防備に放散らかすことが日々ますます増えている。人々にはこういったデータをリーズナブルな料金でバックアップできるスペースが必要だし、Dellやその他の企業がこのサービスをPCと一緒にパッケージすべきだと思う。最初のソフトウェアは全て自動的に保管され、ユーザーは自身のハードウェアとバーチャルドライブを継続的にシンクロするオプションを持つべきだと思う。

このビジネスのマージンは少ないものの、年間、数十億ドル規模の収入をあげる機会でもある。

チャート

上記の情報は、右記チャート中の詳細情報を簡単に要約したものにすぎない。

全ての企業と直接に話ができたわけでないし、ウェブサイト上で入手できる情報は概して不完全か見つけずらいもの。したがって、より多く、より良い情報を入手するにつれ、アップデートしていこうと思っている。また、不特定数のライバル企業がこのチャートに掲載されていないことも確か。だから、企業リストについてもアップデートしていくつもりだ。

フル機能比較チャートはここで見てほしい

Research by Adam Bouskila

この記事に関する調査は、カナダ、バンクーバー在住の17才の天才、Adam Bouskilaによって行われた。Adamのがんばりようにはとても感謝しているし、この先、記事執筆でまた一緒に仕事できることを願っている。

アップデート:コメントとメールからこの分野が発展しつつあるのは明か。多くの企業、機能を見逃したようだ。また、Fred Wilsonがこの件に関して昨年の12月にブログしていたことを知らなかった。しかし、彼はすばらしい記事をここに書いている。

【他新興のオンラインストレージ】
WebLife(Earthlink) : Earthlink(米国のISP)ユーザーは1GBが無料。それ以外のユーザーは3ドル。
日本語過去記事: Earthlink、写真とストレージの新サービスを開始

Myfabrik : Picture/Music/Video/Documenetのファイルに対応。使いやすいインターフェースが魅力。
日本語過去記事: MyFabrik、ファイル共有とその他の機能 他

AmazonS3 : $15 per month for 100 GB of storage
日本語過去記事: Amazon S3ストレージ、アーリーステージの情報を公開

AOL-Xdrive:Xdriveのサービスを利用してAOLユーザーに5GBを無料で提供

Microsoft の Live drive (未公開):
日本語過去記事: Windows Live Drive情報: チームメンバーのブログから速攻で記事削除
英語過去記事: Microsoft Live Drive may launch before GDrive

Gdrive (未公開):
日本語過去記事:GDrive、ブロガー達ともぐらたたき
英語過去記事:Google Drive: What we know so far

国内サービスで大容量の保管スペースを提供している会社:
Filebank :100GBを無料
Filey :500MBを無料

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