Loopt、携帯位置情報サービスを実用化

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Loopt が今日(米国時間9/11)モバイル位置情報サービスを開始した。LooptはGPSの位置情報を利用して友人の位置と現在の状況(通話可能、取り込み中 など)を地図上とリスト形式で表示する。ユーザーは友人が特定の距離以内に近づいたときにアラートを出してもらえるよう設定できる。また特定の距離以内に いる友人のグループ全員にメッセージを送ることもできる。近々、Looptサービス上でこれらの位置情報をタグづけし、ブログ方式で友人グループとと共有 することができるにようになる。当初、このサービスはBoost Mobile利用者のみサポートする。この会社は初期投資をPaul GrahamのYCombinator から受け、500万ドルのシリーズA投資をNEAとSequoiaから受けている。以前の社名はRadiate、続いてFliptだった。

コンピューティングの将来にとってハンドヘルドモバイル機器がきわめて重要になるのは間違いない。IM機能、モバイルブログ機能、グループSMS機能といったいろいろな機能をマッシュアップしたサービスが現れれば興味をひかれるのは当然。たとえば、ダウンタウンのコーヒーショップで仕事をしながらこ れこれの人々が数マイル以内を通りかかったら通知がもらえるように設定しておいて、友人・知人と過ごす機会を増やすというような使い方はすぐにでもありそうだ。そのうち、二人の人間がGPS機器をポケットに入れて近所を通りかかって、しかもお互いにそれに気がつかないなんてことがありえない、という時代が来るにちがいない。

LooptはJavaのモバイルクライアントと、非モバイルユーザー用にAjaxのアクセスポイントを用意している。LooptではSprint/Nextel傘下の子会社で現金払いのBoost Mobileのユーザーの若者を対象に、今年いっぱい無料、来年1月から月2ドル99セントという料金の付加サービスプランを用意している。Looptではサービスを他の携帯ネットワークへも拡張することを狙っている。

Looptと現在Google傘下のDodgeballの差だが、Dodgeballはテキストメッセージがベースのサービスでユーザーの使い勝手ははるかに悪かった。この分野をうかがうもうひとつのサービスはJaikuだが、こちらは現在Nokia Series 60 Second Edition携帯電話だけしかサポートしていないようだ。

携帯の位置情報で他人に自分の位置を知らせるってどうなんだ…と今さら思っても遅い。 それより真面目な話、どうせならこの携帯位置情報を自分の役に立てることを考えた方がよい。こういった個人情報は不当に第三者に暴露されないと考えてよいのだろうか? いや、今の時点、それにLooptのサービスが開始時点でもまだ無理。つまりこのような情報は以前から誰でも入手可能だったのであり、Looptは単にそれを われわれや友人たちのためにも役立てることができるユーザインタフェースを開発してくれたに過ぎない。SMSはすでに最近何年もの間世界中で大きな力となってきたが、携帯位置情報はおそらく次のブームとなるだろう。

モバイル業界の(多少)関連したニュース。PaidContentによると、NewscorpはVerisignのモバイルコンテンツネットワークJambaを51% に当たる 1億8750万ドルで買収したとのこと。

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