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Inkling、「見えざる手」によりシカゴ・カブス(Cubs)の勝利を予測

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Inklingは「自由市場原理」に基づき、結果を予想する仮想ストックマーケット。例をあげてみよう。ユーザーは質問と見込み結果を設定し(「明日、雨が降るだろうか」、「Bill Gatesが人間の皮を脱ぎ捨てて、Mount Rainier上に天使の美貌を世間に公開するのは、どの主要テクノロジーカンファレンスだろう?」)、他のユーザー達は自分の予測に基づきシェアを売買する。

Inklingとガジェットについての更なる詳細はCrunchGearで紹介している。しかし、今までのところ、Jobsによる9月12日の発表以前に、InklingはAppleの2つの発表についてかなり明確に予測していた。以下参照。

しかし、Inklingの真のストラテジーは意思決定を手助けすることにある。そう、例えば、ウィジェットを制作中としよう。ウィジェット制作を予算内、期限内に仕上げたい。そこで、同僚の“マーケット”に「ウィジェットを予定通りの期限、予算で完成させられるだろうか」と質問してみる。その後、4つの予測案を提示し、それぞれ匿名で各予測案のシェアを売買してもらう。十中八九ありそうな結果がグラフに示されるはずだ。なぜなら、マーケティングからテク関連の人たちまでみんな、それぞれ何か意見を持っているだろうから。テク関連勢は「締め切りも、予算も全部オーバーする」と言うだろうし、マーケティング勢は「予算内、期限内に収まる」、プログラマー達は「時間はかなりかかるだろうが、予算内に収まるだろう」という具合。これら意見を統合すると、直面している課題が見えてくるというわけだ。

多様な結果を基にユニークな市場を作り出すというコンセプトは、Cantor Fitzgerald社のHollywood Stock Exchange(訳注:Hollywood Dollar®と呼ばれる通貨を使ってセレブや映画の仮想株式を売買できるサービス)により実践されている。もっとも、中小規模のビジネス対象にホワイトレーベルのマーケットを作り出すというInklingの目標はかなりいいものだ。すでに、誰でも知っているように、言葉、感情それに対人関係といった冷静な判断を邪魔する周知の要素を取り除き、他者の意見を取り入れるためのすばらしい方法だ。

【日本語版ひとこと】
タイトルで言われている米国メジャーリーグシカゴ・カブスの仮想株式はこちら

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