Swarmteams

Swarmteams、SMSで動物的コミュニケーション

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Swarmteamsは、複数宛先のSMSや、IM、RSS、VOIPなどを統合したグループコミュニケーションのサービスだ。他社の多くがグループSMSに特化している一方でSwarmteamsは、これまで見た高速多者コミュニケーションのシステムの中でいちばん意欲的。このシステムは、動物が本能的に群がる行動に似せて設計したつもりだと同社は言っている。残念ながら、僕たちのテストでは、人間たちの動物的本能は満たされないままだった。どちらかというと暴走するロバたちのようで、整然と空を舞う鳥たちのようには感じられなかった。要するにシステムがまだまともに動いているようには見えなかったということ。この会社はいろいろすごいことを考えていると僕は思う ので、いずれ改善されるものと期待している。

アイルランドのBelfastにある6人のチームによると、このサービスではつい最近有料アカウントからの支払いを受け付け始めたところだそうだ。 グループがはじめの100メッセージ送信した段階から支払いが発生する。メッセージの料金は1通あたり10セント、これは高くつくかもしれないがこの種のサービスを使うのは重要な時だけなのでこの値段は妥当かもしれない。もちろんそれは、システムがちゃんと動けばの話で、今のところ僕や知り合いで試してみた 人の間では使えていない。これから書くような機能が読者にとって価値のあるものだと思えば、時間をかければ読者のグループでもっとうまく使えるのだろうと思う。僕はこのサービスはとてもいいアイディアだと思っている。今回試したのは基本レベルのサービスだが、他のプロレベルのサービスとAPIが用意されている。Swarmteams のグループではSMSメッセージを使って連絡をとりあうことができ、メッセージは全員に送られると共にwebページにアーカイブされて、さらにRSSでフィードされる。グループの会話はIMでもメールとしてでも受け取ることができて、管理者はワンクリックでSkypeのグループコールを設定できる。こうしたいろいろな会話の経路は、管理者がユーザー毎にさまざまなパーミッションのレベルに設定することができる。パーミッション・レベルを活用することによって個々のユーザーは用意されたあらゆる手段(SMS、IM、RSS、Eメール)を使ってメッセージの配信を要求することができる。

ユーザーはウェブでもモバイルでもダウンロードの必要なくシステムを利用できる。グループのメンバーがメッセージを受信したり返信したりするために は、グループへの参加を承認するだけでよい。管理者はタブ・インターフェースを使ってひとりで複数のグループ(つまりswar=群れ)を管理することができる。現在サポートされているIMのシステムはMSNとSkypeとICQ。今のシステムにはあちこち改善すべきところがある。例えば、僕がウェブからグループ宛にメッセージを送ったところ自分宛のSMSメッセージは送られてこなかった。テストユーザーのひとりは、本来できるはずの招待状を承認することができなかった。ファイルの送信もまともには動かなくて、メッセージが届くまでにやたらに長い時間がかかった。SkypeのIMメッセージは動いたことはなくて、全体的にSwarmteamsのテストはイライラのたまるものだった。

とはいえ、このシステムを本気で使おうというグループの人たちであれば時間をかけて使いこなせるだろう。機能は豊富、ただ初めて使う人にとってとてもわかりやすいとはいえない。この点は改善してほしい。このサービスを急な連絡に有効活用できるグループはいくらでもいるだろうから。たとえば、先週僕たちが Appleの”It’s Showtime”イベントを取り上げた時なんかは、グループSMSとIMがwebで統合されていれば実に有難かっただろう。似たような機能を提供しているサービスには、MXitNimbuzzがある。

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