Teamslide、ウェブのプレゼンをホスト型サービスに移行
Teamslideは電話しながらオンラインで使えるスライド・サービス。WebExのようだけども、全画面のライブのスクリーン共有ではなく、こちらはスライド。パワーポイントのスライドはワンクリックの変換ツールを使えば1発で使える。サービスは4月にリリースされた際、Mike Arringtonがレビューしている。 この安い価格がWebExにとって脅威となるだろうと書いているが、実際にはサーバーサイドにソフトウェアをインストールしないと使えないので、それが一 番のネックとなっていた。その問題がいよいよ(と言っても数週間前からだが)解消。今日正式にホスト型ソリューションへの移行が発表となった。
この分野では同社以外にもZohoShowとThumbstacks (2社の比較記事はこちら、日本語記事)がある。またオープンソースの非ホスト型ウェブ会議サービスのαバージョンDimDimもあるし、来週には無料ウェブ会議の新サービスが始まる。Teamslideはタスクを一つに絞り込んでおり、ビジネスモデルも明快なら、上述のオプションのどこよりも使ってみた感じは手堅く安定している。
基本料金は月額$10。あとは自分の使用時間の長さに応じて数ドル余分に払ったり、逆に短ければその分を払い戻してくれる。Teamslide Hostedで使える機能は以下の通り。
- プレゼンの無制限アップロード。ファイルサイズは上限20MB。因みにライバルのZohoShowは上限5MB
- プレゼン資料のストレージ使用は合計最大50MB
- スライドの部分ハイライトが可能。これは長方形のマーカーか矢印を使う。ZohoShowも各種Flash線描ツールを最近プレゼンに採用した。
- プレゼン対象は最大10人まで参加可能。
Teamslide Hostedはブラウザー・ベース(PHPおよびajax)なので、他のウェブ会議サービスのようなプラットフォーム間の互換性の問題はない。 Teamslideのように物事をシンプルにすることが、とても有効に作用することがある。デスクトップで共有はできないし、ライブでデモを行うこともで きないが、少なくとも使うのは簡単だ。ウェブ会議はいつも使うけど、これからはサクサク動くスライドショーと電話を代わりに使うようになるかもしれない ね。
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