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Piczoとライバル達に関しての一考察

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サンフランシスコを拠点に置くPiczoは、今日(米国時間9/25)メディアを対象にサービスの最新状況と主要統計データを発表するとともに、カミングアウトパーティを開催する。CEOのJeremy Verbaは同様のパーティを数週間前にUKでも開催、その模様はTechCrunch UKで取り上げた

Piczoには、1日あたり3万5000人の新メンバー登録追加があり、その75%は13才から16才といったティーンエージャー。月間1000万人のユニークビジター、25億のページビューを持つ。これらは、モンスター級のライバル、MySpace (10億ページ/日あたり)に比べれば大したものではないが、ネットワーク効果のパワーがうまく利用された例である。というのも、Piczoはマーケティングに一銭も費やしていないからだ。

それに、Myspaceとは異なり、Piczoは安全第一に重点を置いている。Piczoにあるユーザーページをただブラウズすることは、ほとんど不可能にちかい。検索機能、ブラウズ機能のいずれもないのだ。ユーザーが自身のURLを他者に知らせない限り、ユーザーページを見つけることはできない。それに、ユーザー、保護者、その他の人たちによって、サイトにふさわしくないふるまいをレポートする方法が多数用意されている。Piczoは、全ての苦情を検討、メンバーの安全を守るために迅速な対処を取るよう、フルタイムスタッフを配属している。

Piczoは、2004年はじめに有料サービスとして設立。初期のユーザーフィードバックを反映して、無料サービスとして再スタート。ファウンダーのJim Conningがカナダのティーンエージャー100人に新サイトのお知らせをメール送信。それが、Piczoのマーケティングへの取り組みとしては最初で(それに今回のパーティに至るまでは)最後だった。100通のメールの結果は、サービスの大規模な普及を生んだバイラル効果。

パワフルなCEO、Jeremy Verbaを昨年終わりに迎え入れた。Verbaは、これまでにAOL Voice ServicesのGM(General Maneger)とVice President を歴任。任期中、100万人を超す加入者規模に育て上げた。加えて、CNETとE!Entertainment TelevisionのジョイントベンチャーE!Online(現在はComcastの一部である)の共同設立者でpresidentでもあった。Piczoは、Sierra VenturesとCatamountから、2005年、2006年の2回、合計US$7M(700万USドル)という豊富な資金を調達。

ソーシャルネットワーキング分野

大規模なソーシャルネットワーキングサービスについて状況がどのように展開しているのかを知る為にComscoreを調べてみるいい機会だと思った(U.S.データのみ)。MySpaceが、1日あたり10億ページビュー、1億人登録ユーザーそれに5600万ユニークビジターを月あたり記録し、王座に着いている。なにかあるとすれば、ライバル達に対してリードをさらにあけつつあるということだろう。

しかし、この分野に他の勝者がいないということではない。Facebookは、高校生、大学生をターゲットにしたマーケットで圧倒的であり、最近決定した(大学生、高校生だけでなく)誰でも登録できるシステムに変わることで、ユーザー層とページビューをほぼ確実に伸ばすことになるだろう。Bebo、Tagged、Piczo、Friendster、TagworldそれにTribeもマーケティングコストはゼロ、またはほんのわずかな資金で、かなり順調な成長率を見せている。

国際的に成長する可能性もある。BeboとPiczoの両サイトは特にUKで強い存在。もちろん、これらのサイトが英語圏以外の国々において、ローカルサイトのライバル達と競合した場合に成功を収めるかどうかというのは分からないが。この先12ヶ月内に整理統合が進み、主な独立系のソーシャルネットワーキングサイト(Facebook、 Beboなど)は、大手サイト(特に買収候補をアクティブに探しているように見えるYahoo, MicrosoftそれにViacomなど)によって買収されるだろうと予測している。

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