eBay、中国から撤退か?

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ebayはいくつかの要因を理由に中国市場から完全撤退する模様。eBayはすでにeBayの中国部門と当部門のPayPalサービスをTom.comに売却することで合意したとShanghai Dailyはレポート。Tom.comは中国市場におけるeBayのSkypeサービス流通をすでに行っている企業。

二つの理由があげられる。一つ目、中国国内のC2C取り引きで90%にのぼるマーケットシェアを持っていたeBayだが、ライバルの新興企業(それに、無料サービス提供者でもある)Taobaoにかなりのマーケットシェアを奪われた。eBayは、数ヶ月前に決済手数料を廃止するという動きに出た後でさえも、C2C取り引きで30%以下のシェアを現在は持つにすぎない。

二つめ、中国は中国以外のオーナーシップ企業によるオンライン決済システムを制限する新しい規制を準備中だ。PayPal中国向けサービスのパートナー探しに失敗した後、eBayは厳しい規制問題に直面することになる。

eBay ChinaのCEO、Martin Wuが職を去った直後に起こったことだ。PayPal ChinaのGMであるLiao GuangyuがWuの後任を務める。

このことについて、eBayからのコメントはまだない。それまでの間、これは単なる推測で、確認された事実では ない。bloggingstocksが示唆するように、YahooがAlibabaと行ったのと同様、これは単に、中国市場に強いパートナーを探すという動きにすぎないかもしれない。

eBayが中国市場からどうも撤退するようだというのは確かに重大な意義を持つ。しかしその一方で、私が興味を引かれるのは、スタートアップ企業が「ゼロ プライス ストラテジー」によって、eBayのマーケットシェアに如何に効果的に食い込んだか、という点だ。これは、アメリカ市場では何度も試みるものがいたが結局はうまくいかなかったこと。再び挑みをかける機会が訪れたということかもしれない。まず、はじめにユーザーのフィードバックと評価(reputation)をeBayが(外部サイトでも利用できるように公開することなく)施錠してしまっている点を指摘する必要があるだろう(この市場に注目しているスタートアップ企業Rapleafについての関連記事をチェックしてほしい)。

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