YahooのBBAuthでマッシュアップはもっと面白くなる

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Yahooが新サービスBBAuthをリリース。今日(米国時間9/29)と明日開かれるHackDayでの公開にギリギリ間に合ったようだ。これはYahoo以外のアプリからでもYahooの認証メカニズムおよびユーザ情報にセキュアな手段でアクセスできる新メカニズム。今出回っているマッシュアップのほとんどはセキュリティの問題で個人情報にアクセスできないようになっている(企業というのはユーザ情報が自分たちの持ち物だと思っているものだという事情もあるが)。 GoogleやYahooのマップを他のデータと組み合わせるマッシュアップなんかは典型的な例だけども、ユーザ情報をサインアップの一手間を置くことでネットの他の情報と繋ぐマッシュアップとなると、かなり数が限られている。

BBAuthなら、そうした問題に悩まされることなくYahooにロックされた情報にアクセスが可能だ。Yahooが提供するツールを使えば、Yahoo以外のアプリケーションからでもYahooのユーザー・サインインの要求を出すことができ、 Yahooユーザーの情報をYahoo以外のアプリケーションに送信してもらえるのだ。これがどういう仕組みで動くかについては、YahooのDan Theurerが自作のテスト用アプリ2点を披露しながら詳しく説明している。最初のショーではYahooが発行する証明書でユーザー・サインインを許可する方法を、2番目はYahooフォト情報にYahoo外からアクセスする方法を紹介している。

BBAuthは2つのパートに分かれている。最初の方はユーザー認証ツール上で行う単一署名。2番目の方は特定のYahooサービスに入ってユーザー情報をいじるのに必要なAPIだ。例えばYahoo Photos APIを使えば、他のアプリからでも写真のアップロードやタグ付け、タイトル・記述の変更ができる。Yahooは今後、BBAuthを導入してYahooメールも公開に踏み切るという。

”これは快挙”―Dave Winerはそう褒めてるし私も全く同感だ。YahooのJeremy ZawodnyがこのBBAuthをどう語っているかも是非ご一読を。

覚えておきたいのは、AmazonもS3のストレージ製品でこれと同じことを(限られた規模ながら)しているし、確かeBayもユーザーフィードバックの評価レーティングを(ただし内容の変更はしないで)する目的で、今ちょうど第3者認証のテスト中だったと思う。

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