Sequoia、Google/YouTube合併で$480M(4億8000万ドル)を丸儲け

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Google、YouTube更なる(買収契約とは別個の)契約にサイン。NYT(ニューヨークタイムズ)、買収発表は今晩か、と報じる。

Update: 本契約はたった今発表された。GoogleはYouTubeを$1.65B(16億5,000万ドル)で買収し、全て株式譲渡。

GoogleがYouTube買収を今日中に発表か、と今朝(米国時間10/9)伝えた数社のうち、ウォールストリートジャーナル(購読者のみ閲覧可)の記事で注目したいのは、YouTubeの投資額のうちSequoia Capitalのシェアが推定約30%という部分。これは僕たちが前に広めた数字と符号するのだ。YouTubeに近い筋からの話によれば、同社ファウンダーのChad HurleyとSteve Chen、Jawed Karimはこの提携成立で各$100M(1億ドル)から$200M(2億ドル)を手にすることになる。となると、Sequoiaの取り分はどれぐらいになるんだろう?

Sequoiaと言えばYouTubeに最初のファンドを行った企業の一つだ。2つのラウンドで計$11.5M(1,150万ドル)を投じた。今年4月、匿名の筋からさらに$25M(2,500万ドル)の投資が入ったという噂が流れた折には、Sequoiaなら自社の持ち株配分を確保するために何だってするんじゃないかとマイケル・アリントンがココに書いている。その時の彼の見積もりが25~30%だった。

つまり、どういうことか? 例えばSequoiaが同社のシェア30%確保のため$11.5M(1,150万ドル)を投入したとして、仮にもYouTubeが$1.6B(16億ドル)で買収された場合、Sequoiaの出資額は約$480M(4億8,000万ドル)相当(Sequoiaが持っているのが参加型優先株式だと、もう少し高くなるけどね)。要するにだ、2005年2月に創業したばかりの会社にSequoiaが出したお金がなんと、41倍以上に膨れ上がって返ってくる計算になるのだ。VCモデルは破綻したなんて言われている風潮を一掃するほどではないにしても、巨大な投資対象が一握りでも存在することは確かだ。これは一考に価する。

さて、これらの数字をSequoiaの対Google投資と比較してみるとどうなるか? 信頼性が高いのはBill Burnhamの見積もりで、SequoiaがGoogleのIPOで昨夏得た利益を試算したものだ。それによると1999年に同社の株式10%に割いた$12.5M (1,250万ドル)の投資が、大体大雑把に見積もって47億ドルに膨れたということになっている。IPO当時の株式はもっと低い。公開当初1株$85だったものが今では $430、時価株式総額$131B(1,310億ドル)だ。

SequoiaがYouTube投資で得たリターンはGoogleにこそ届かないが、1年で41倍というのは決して悪くない話だろう。

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