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CNETのトラフィックが流'血'している

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このところのCNETは災厄続き。オプション行使価格再設定のスキャンダルで法律顧問Sharon Le Duyと、人事部上級VP Heather McGaughey、元CFOのDoug Woodrumに損害賠償請求が回ったかと思えば、今週はじめにはCEO Shelby Bonnieの辞職である。最新データではCNET全トラフィックが横ばいどころか深刻な急ピッチで落ち込んでいることが伺える。Jeffries & Companyが水曜(米国時間10/11)に発表した報告によれば、第3四半期のCNETのトラフィック数は昨年同期比50%減。WebShotsに至っては69%ダウンという目ん玉が飛び出るような数字である。

CNETについてComscoreが行った調査データをよく見てみると、CNETが抱える全サイトの2006年9月のトラフィック数は昨年同月の1.37B(13億7,000万)PV(ページビュー)から616M(6億1,600万)PVまで減っている。Webshotsなどサイト別では昨年月間971M(9億7,100万)PVだったのが今年は月間たったの213M(2億1,300万)PV。ZDNETは12M(1,200 万)PVから8M(800万)PV、CNETレビューも31M(3,100万)PVから24M(2,400万)PVにそれぞれ減っており、いちいち挙げたらキリがない。CNET傘下の主要サイトは軒並み横ばいか右肩下がりで、一部では落ち込みが深刻だ。たった一つの例外はdownload.comで、ここは昨年9月の70M(7,000万)PVから84M(8,400万)PVにアップした。

CNETは四方八方から叩かれまくりである。本来くるはずの人たちがテクノロジー関連のブログに流れ、こうしたブログが彼らのページビューを食い散らしている。また、新たに登場したソーシャルネットワーキングその他のサイトがWebshotsをはじめとするCNET傘下のサイトの存在を脅かしてい る。それでもCNETはまだ時価総額$1.5B(15億ドル)の企業。広告のとりやすい市場であることが幸いし収入は相変わらず増加を維持しており、2006年の収入は$400M(4億ドル)になることが見込まれる。もっとも、PVが急速に減っている現状を見る限り同社の未来は、さほどエキサイティングとは言えそうにない。

プラスの材料としては、CNETが読者の要望を反映したサイト作りを目指して努力していることだ。こうした改善の多くは本当に最近やったばかりなので、トラフィックにどの程度の効果を及ぼすのか、結論を見るのはまだ先の話になりそうだが。

私の方からCNETにコメントをお願いしたので今日中には返答があると思う。新しい情報が入り次第、この記事はアップデートしていくということで。

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