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Venice Projectへスターが結集

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社員用GDrive “Platypus”、また情報リーク

タイミングはこれ以上ないくらい良かった。Kazaa(P2P ファイル交換サービス)と Skype のファウンダー、Niklas Zennstrom と Janus Friis が新しいTVベースのスタートアップ The Venice Projectをアナウンスした。

この新企画の噂は7月末 Business WeekBusiness 2.0GigaOmなどに現れていた。今週、 以下のようなさらに詳しい情報が Janus Friis のブログ に載った。

すごく単純なことで、われわれはテレビの良いところとインターネットの良いところを合体させようとしているのだ。テレビというのはやはり歴史的に見てもいちばん強力で人々を引き付けるマスメディアのひとつだと思う。人々はテレビを愛しているが、嫌ってもいる。テレビの(時には、だが)持つ強力な物語性、内容の豊富さ、質の高さは愛されている。しかしテレビは(時間的に)直線的で、選択の自由に乏しく、たとえば検索のような基本的な機能がない点は嫌われる要素だ。加えて、われわれがインターネットで慣れ親しんできた機能、タグづけ、ユーザーによるオススメや選択の自由などを根本的に欠いている。TV というのは単に507のチャンネルがあるだけで、われわれはそういう現状を変える手助けをしたいと思っている。

この文章だけでは YouTubeに毛が生えた程度の描写かと思ってしまうが、上で触れた Business Week の記事にはもう少しヒントが載っていた。 Kazaaと Skype に利用されているP2P 配信技術 を基盤として インターネット上でタイムシフト可能なテレビネットワークを構築しようということらしい。

時期はちょうど良い。コンシューマの要求は現に存在するし、全米キー局もその方向に動く用意があるようだ。Apple は 220 のテレビ番組をiTunesで販売する権利を得た。YouTubeの市場価格はGoogleによって$1.65B (16億5000万ドル)と評価され、ウェブ上で単純に番組の断片を流すことの価値が示された。 大手放送局はインターネットを利用した新しい配信形態を試みる用意があることを示している。もし Niklas と Janus が全米キー局から番組配信権を首尾よく獲得することができれば、その結果、今度こそ私がケーブルテレビの契約をきっぱりとキャンセルできるような[そのぐらい影響の大きい]サービスが生まれるかもしれない。

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