Firefox 2.0、リリース間近―およそこういう内容になる

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Mozilla は今夜(米国時間10/17)、FireFox 2.0 Release Candidate 3を リリースした。これで2.0の正式な発表がさらに間近に迫ってきた。たいていのTechCrunch 読者はすでに前回のRC版をテストずみだと思うが、正式版のリリースが近づいている際なので、ここであらためて2.0バージョンについて興味ある改良点を紹介してみよう。2.0 はスケジュールから数ヶ月遅れており、また1.5のときほど大幅に新しい機能が盛り込まれているわけではない。しかしパフォーマンスの向上が図られ、とうとうスペルチェッカーがビルトインされたことだけでも重要な改善だ。

前回のRCから新たに追加された機能はない。実のところ7月のbeta 1 の発表以降、機能面の仕様についてはフリーズされている。われわれは ローンチの時点でBeta版をレビューしたが、 ハイライトとしては、ほとんどあらゆるフィールでの入力が自動的にチェックできるスペルチェッカーが内蔵されたこと、クラッシュ後再起動したときに元のタブが回復されること、アンチ・フィッシング機能、エレガントなデフォルトのデザインなどがあげられる。3月のアルファ版以降の FireFox 2.0開発 をカバーしたその他の記事も参照。


Extensions

現在の拡張機能のほとんどは FireFox 2.0 では作動しない。しかし Windows ユーザーは非公式のNightly Tester Tools を使うと、Firefoxの拡張機能の互換性チェックを強制的にパスさせることができる。多くの拡張機能はこれで作動する。この裏技はMac ではうまくゆかないが、Windowsではたいへん役に立つ。お気に入りのAttentionTrust Recorder が作動しないのでぼくはFirefox のベータ版を使うのを止めてしまったが、AttentionTrustではFirefox 2.0の正式版が発表されたら、それをサポートする製品を提供するとのことだ。 AttentionTrustも他の会社もできるだけ早くそうしてもらいたい。

メモリーリーク

Firefoxに関していちばんよく聞かれる苦情は、長く使っているとメモリーがリークしてコンピュータが次第に遅くなるという問題だ。 Firefoxのキャッシング機能に問題があるという人もいれば、バグのある拡張機能が原因だという人もいる。今回のバージョンアップではメモリー問題については目立った改良が行われた様子はない。

正式バージョンはいつ出るのか?

大きなバグが見つからなければ今夜のリリースが FireFox 2.0 の正式バージョンになるのかどうかについて議論があった。実際はRC版はすべてファイナルバージョンのつもりで作られている。RC1 が9月26日、RC2 は10月6日に出されているとはいえ、Mozilla 側では8月に唯一のRCを出[して終わりにする]つもりだった。現時点ではもう大きなバグは残っていないはずだし、RC版のリリースの間隔[が狭まっているの]を見ても最終バージョンの発表が近づいていることは感じ取れる。

Firefox の将来計画

2.0 にもっと面白い機能が登載されていればよかった、あるいは以前から要望されていた欠点の改良にもっと取り組んでほしかったと思うユーザーもいるかもしれない。MozillaのFireFox 3.0のためのブレーンストーミングのページを見てみるとよい。コードネーム Gran Paradiso と名づけられた3.0 は2007年の第1四半期の出荷を目指しており、これと同時にFirefox 1.5 も製品寿命となる[メンテナンスが打ち切られる]。

Opera ファンは彼らのごひいきのブラウザに大声で声援を送っているし、ソーシャル的な機能を求めるユーザーならたいていFlockを気に入るだろう―そしてユーザーがブロックしないかぎり、自動的にインストールされてアップデートされる―新しいInternet Explorer 7 についての議論も活発だ。しかしFireFox はTechcrunchの60%から70%に上る読者のお気に入りのブラウザだ。拡張機能のサポートがきちんとされるなら、FireFox 2.0 は地味だが着実な改良となるだろう。

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