Zimbra: 有償ユーザー400万人、まだまだ増える

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DiggとMozillaとスイスのUniversity of ByrneとTimes of India(インドの大手英字紙)で共通するのは何か? 今日(米国時間10/17)の発表によれば、どれも、ウェブベースでオープンソースの「コミュニケーシヨン&コラボレーション」システムZimbraの1000以上いる顧客の中のひとつだということ。

2003年にCaliforniaのSan mateoで設立されたこの会社は今日、有料で使われているZimbraのメールボックス数がオンサイト、ホスティング合わせて400万を越えたと発表した。 少ないようだが、まだ伸びているし、Microsoft Exchangeの1億5400万人シートと比べても十分に意味のある数字だ。基本料金が1シート当たり年間$25とすれば(プロフェッショナルエディションはもっと高価で、スタンダードのバルク価格はもっと安い)、有償ユーザー400万 ということはZimbraの年間売上は少なくとも$100M(1億ドル) ということになる。これは、オープンソースでAjaxリッチのウェブメール、モバイル、オンラインコラボレーションのスイートというつい何年か前には考えられなかったモノとしては、かなりの数字だ。ZimbraはBenchmark PartnersとRedpoint VenturesとAccel Capitalから出資を受けている。

Google、Zoho、Microsoftの他無数のベンチャーがウェブベースのオフィスに向かって進んでいることは前にも取り上げた。Zimbraの機能の中には他社がようやく提供しはじめたものが数多い。 Microsoftは年末か来年初めにExchange Server 2007を出すと言っているが、実際その時期に正式版として提供されるのだとすれば、Zimbraで今できていることができているのか見ものだ。

ウェブメールクライアントはGMailとよく似ているが、Outlookのメール とカレンダー、アドレス帳に対応している。RSSフィードの表示、Salesforceとの統合、クライアントソフトのダウンロード不要のモバイルアクセス(ただし、Windowsモバイルには対応していないらしい)、タギング、ドキュメントやスプレッドシートの共有、協業、リッチドキュメントへの Ajax埋め込みなどなど。ZimbraはマッシュアップやMicrosoft製品がサードパーティーのツールに頼っている音声統合なども正式にサポート している。

これは、使われていくことで成長していくことが間違いない、魅力的な試みだ。企業内でのWeb 2.0の発展を支持する証拠がほしければ、Zimbraの今日の発表は上質のネタになる。