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Odeoのファウンダー、投資家から自社を買い戻す

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従来の形でのOdeo は消滅した。2005年2月の発足以来、同社はCharles River Venturesと多数のエンジェル投資家から$5M(500万ドル)を調達、プライベートなべータテストを経て2005年7月にサービスをローンチした。

それから1年とちょっと経ってOdeoは iTunesを初めとするライバルとの競争に直面している。ファウンダーのEvan Williams は同社がいろいろ誤りを犯したことを公に認め、サービスをひとつ閉鎖し、別のサービスを立ち上げた。ともかく最近のOdeo はあらゆる面で失速の兆候を見せていた。

ビジネスの内容を大幅に変えて新しい資金調達をする[という通常の戦術の]代わりに、Odeo は投資家を放り出して独立の道を歩むことにした。Evan Williams は Biz Stone と全てのOdeo 従業員と共に新会社 Obvious Corp を設立、この新会社が Odeo, Inc. (Odeo と Twitter の両サービスを含む) の全資産を投資家や他の株主から買い取った。Evan は私はOdeoの資産を自分で買い取る決心をした。Odeo とTwitter は新会社の一部となり、新しい構造、新しいモデルの下で出直すと語った。

買収価格は明らかにされていないが、おそらくベンチャーキャピタルから調達した$5M(500万ドル)を少し超える額と見られている。Evan によるとベンチャーキャピタリストとエンジェル投資家には全額whole (つまり 投資額分が返還される)、一般株主(共同ファウンダーのNoah Glass を含む) には多少の利益が出る額” を支払ったという。

で、新しいモデルとは?Evan はこう言っている。

ウェブ業界では私の知っている相手は誰も彼も、いつかスタートアップを始めることを目標にインターネットの巨大企業で働いているか、あるいはそうい う巨大企業に買収してもらうことを目標にスタートアップで働いている。もちろん隣の芝生はいつも魅力的なのが常だが、私はウェブ企業を運営する道はその2 つの方法以外にもあると信じている。Obvious は私が長年やりたいと思っていた「サービスの実験室」となる。細かい点はもちろんこれから詰めていかなければならないが、おおまかなアイディアとしては、 「こういうサービスがあったらいい」と思いついたら、自由に実行に移して実際に提供してみる会社だ。素早く安上がりに、自前のチームで開発を行い、それぞ れのサービスがテクノロジー、人材、トラフィックの面で相乗効果を上げるようなモデルを考えている。[大企業に]買収されるというより、むしろ、われわれ は自分たちのサービスから収益を上げ、協力してくれる人々と分かち合うことを目標にしたい。時によっては独自の新しい組織を作り、それに外部からの投資を 仰ぐのが賢明ということもあるかもしれないが、この会社はインキュベータを目的にするわけではない。

さらに詳しくは Evan のブログ記事を参照。

われわれの Odeo に関する記事はここ(英語)(日本語)に。

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