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Rocketboom: ダウンロードはZe Frankのほとんど10倍

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ビデオブロガーのZe FrankRocketboom のプロデューサー、Andrew Baronといわゆる「ナードの喧嘩」を戦っている。Frank の言い分によると「Rocketboomの[ダウンロード]数は水増しされており、Frankたち他のブロガーがはるかに低い数字になってしまうため、広告営業に支障が出る」と。両者を電話取材して言い分を聞き、また Rocketboom のトラフィック記録を調べてから、僕の意見をポッドキャスト分野の数人の専門家にぶつけてみたところ、彼らも僕の分析に同意した。

Baron が数字を誇張しているとしも、それほど大きくではないと思う。大雑把な数字としてはまずまず正確なのではないか。ただし、これは話の入り口にすぎないのだが。

Baron によると、Rocketboom は1話平均30万回ダウンロードされている。Frank は自分のショー(“The Show”と呼んでいる) には3万人の視聴者がいると言っている。Rocketboom は通常のウェブに加えて4種類のプラットフォームTivo、iTunes、 Hellio、携帯電話向けに配信されている。視聴者の数を絶対的に正確に把握するのは不可能だが、 僕が確認できたチャンネルからのダウンロード数だけで1話ごとに15万から20万はある。

それでは、確認できなかった経路でのダウンロード数を加えると、総数はBaronのいう30万に近づくだろうか? 僕の考えでは、たぶんBaron の数字は、多少の水増しがあるとしても、概算としてまず正確ということで受け入れていいだろうと思う。Ze Frank 自身、この分野は全く新しいので正確な分析が手に入らないことを強調している。

言い換えれば、Baron のショーの視聴者はBaronが主張するようにFrankのショーの10倍まではいかず、7-8 ぐらなのかもしれない。とにかく概算としてそんなものだ。Business Week の Heather Green は Blogspottingに さっき投稿された記事で、ぼくが利用したのと同じデータに基づいて、全然反対の結論を導いている。しかし実際の問題は広告営媒体としての価値なのだ。 Rocketboom が25万だろうと30万だろうと、Frank のダウンロードが 3万しかないことに変わりはない。重要な点は、 Rocketboom はある面で(たとえばページビュー)で弱くても、ダウンロード数となれば非常に高い得点を上げていることだ。Green も指摘しているが、Amanda Congdon の離脱も結局のところダウンロード数の大きな減少には結びつかなかった。

肝心な問題

ユーザーと収入が経費を賄うのだからもちろん重要には違いない。しかしここには単なるこれらの数字以上に重要な要素が多数ある。ダウンロード数はそ のままショーを見た視聴者の数ではない。画面の再生ボタンを押したユーザーのうち、どれくらいが[最後の]広告を見るほど長く視聴していたかも分からな い。Ze Frankも使っているRevverのような番組内に挿入される伝統的な広告と、Second Lifeをベースにして最近Rocketboomが電池を充電してリサイクルする会社のために行ったような革新的なCMの間には大きな差がある。

Pageview の推定はたいへん難しく、特にマルチメディアの場合ほとんど不可能に近い。たとえばこのAlexaholic のグラフで はZe Frank が Rocketboom を軽く打ち負かしており、 TechCrunch はその両方を合わせたよりずっと大きいように見える。Rocketboom の統計については、このショーの内容は一般向けで、だからユーザーはどこにもいる。このショーを見に来るのに特別な理由はいらない。Rocketboom のダウンロード数はTechcrucnの購読者やページビューよりずっと多いはずと思う。もちろんわれわれの方はRocketboomと異なり、非常に専 門化した話題を扱うサイトではあるが。

視聴者が番組にどういう印象をもつかがもうひとつの重要な問題だ。Jeane Sessum は視聴者の「好感度」を測る基準があっていいと主張している。Robert Scoble は「忠実度」の指標も測定される必要があるとしている。

Ze Frank の視聴者は数百ものコメントを残すし、コンテストに参加する。自分たちで作ったビデオクリップを投稿し、資金を寄付する。Rocketboom へのコメントははるかに少ない。以前、僕のガールフレンドはZe Frankのショーにハマってしまって、1週間というもの端から端まで全部見ていた。ぼくも一緒に見て大笑いしたものだ。Rocketboom のショーがこれ限りもう2度と見られないとなっても僕は別に構わない。Ze Frank のコンテンツの方がずっと好きだ。

しかしそれでもRocketboom のコンテンツはFrankのショーのほとんど10倍もダウンロードされているという事実は残る。また、Andrew Baron の説明も受け入れる―Rocketboom は配信後の番組についてはほとんど何の制約も加えていない。単に利用可能なあらゆるチャンネルを利用して番組を配信するだけだ。逆にFrank は読者に対して視聴者数を正確に把握したいからYouTubeのようなサービスに番組を投稿しないようにはっきり呼びかけている。Rocketboom はビデオブログのリーダーとしての優位性があり、安全策を取っているし、アンフェアだという見方もあるもの、魅力的な女性の起用というカードもうまく使っ ている。

Ze Frank や他のビデオブロガーが彼らが今やっているような方法でサイトを運営していけるようにすることが重要だ。視聴者数は、この分野への広告費がなぜ減速気味な のかという問題の一部をなすかもしれないが、Rocketboom があのように有名だからといって、他のビデオブロガーのサイトが広告媒体としてちっぽけなのものだと誤解させるようなことがあってはならない。ここでは ゲームのルールは変化するし、変化し続けるだろう。.

トップクラスのビデオブログを見たい場合は、もうすぐ発表となるVloggies 賞のサイトをチェックしてみよう。.

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