Microsoft 2.0参上: 軽量のオープンソースアプリをネットに包括

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この24時間というものMicrosoftから発表が雪崩のように押し寄せている。まるでGoogle Officeの十八番を不戦勝で一発挽回を狙っているような勢いだ。MicrosoftがWeb 2.0の会社に化けつつあるのは確かに思える。しかもその変化のスピードは多くの人が考えるより、ずっと速い。Redmondの本社が発表したところによれば、同社はPHPの商用利用が専門の会社Zendと 提携合意を進めており、さっくりダウンロードできる軽量の会計用アプリを無料リリースした。Office Liveがベータ版を抜けるのは2週間以内ということだ。新型クロスベンダーの広告管理サービスでは顧客がアドセンスとマイクロソフトの広告が購入できる ほか、ホスティング型CRMサービスも新たに提供する。これは大きな改革だ。

同社はイスラエルのPHP企業Zend Technologiesと数年間に及ぶビジネス提携を行うと今朝(米国時間10/31)発表。 両社はPHP開発者がWindows Server 2003および将来登場が予定されるLonghornの対応プログラムの開発を容易にする努力を今後共同で進めていく。これはとても重要なポイントだ。要するにマイクロソフトが自社の市場シェアを振りかざして開発者に.NETプラットフォームの使用をごり押しするようなことはできないと判断したということだから。Zendとの提携は、より広範囲な開発エコシステムに参加していくには、最高の戦術だろう。

昨日Microsoftがリリースした無料ダウンロードの会計プログラムは「Office Accounting Express 2007」という名前。オンラインのeBayやPayPal、Office Liveといったサイトとの統合化に注力している。

今日はOffice Liveの最初のバージョンが発表となった。 こちらは米国時間11月24日にベータ版から抜け正式デビューとなる。Office Liveは無料サービスだが、中小企業用サービスにはプレミアムの有料サービスも提供している。搭載機能はオンラインのストーレッジ、ウェブメール、日程 表など。最高レベルのプレミアム有料サービスでも月額たった$40で最大50ユーザーまでカバーできる。

InfoWorldの記事によれば、Office Liveがベータ版を抜ける際にはベータ段階で使えた新サービス2つが公開となるらしい。「Office Live adManager」と「Office Live Business Contact Manager」というもの。゛AdManager” では顧客が広告キャンペーンをどんな広告プラットフォームでも購入・管理可能。どんな というのはGoogleもYahoo!もAskも含めた話だ。これもMicrosoftの自社プラットフォームと一緒に使えるというわけ。一方の゛Business Contact Manager” というのが、ホスティング型のCRMサービスである。

こ れで全部だけども、ついてこれたかな? Microsoftはオープンソースを促進するものと提携し、無料のリッチなネットアプリ、オンライン・ストーレッジ、ウェブメール、日程表、 ホスティング型CRM、壁を取り払った広告キャンペーン管理の各種サービスを展開する、ということだ。Microsoft とGoogleの一騎打ち。だんだん面白くなってきた。

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