ニュース
Turn

Turn、ハイブリッドCPA広告ネットの発表

次の記事

Microsoft Virtual Earth – 3D になって看板広告も

明日(米国時間10/7)のWeb 2.0 カンファレンスで、San Mateo のスタートアップTurn が面白い新しい広告プラットフォームを発表する。これは広範囲なユーザー、サイト、広告効果の分析とアクション当たり単価(CPA=Cost Per Action )オークションを統合したものになる。Turn社では「世界初の自動的にターゲットを決定するオークション方式のCPA広告ネット」と呼んでいる。

僕はたまに面白そうな広告ネットワークがあって記事にするときに、たいてい「広告ネットには飽き飽きだが、」というような前置きことを書いてきた。 しかし最近、オンライン広告で面白い新しいアプローチをいくつも見るようになって、この分野への関心を取り戻してきたと告白せざるをえない。この分野の広 告には非常に控え目に言っても革新の余地が充分にある。

Turn ネットでは、アクションあたり価格 (CPA) のオークションに加えて、どの広告がいつ掲載されるかを決定するためにコンテキスト、行動、人口統計、など60の要因を分析する。同社によれば、広告出稿 の際の力仕事をすべてバックグラウンドで自動的に実行するので、広告を出すのがものすごく簡単になり、はるかに効果的になる、という。とにかくそういうこ とになるよう目指している。このTurnの仕組は RightMediaの 複数の広告ネットワークからリアルタイムの入札を受け、その時点での表示単価がもっとも高かった相手からの広告を自動的に掲載するメカニズムや BrightRoll の広告を複数フォーマットで用意し、リアルタイムでコンバージョン率のもっとも高い広告フォー マットを選択する手法を連想させる。

Turn は Jim Barnett と John Ellisによって創立された。彼らはそれぞれAlta Vistaの元 CEO と CTO である。同社はローンチの時点で、500万の広告、1000の広告主、30のサイトパブリッシャー、月間1100万人のユニーク訪問者を有している。現在 までに$18M (1800万ドル)のベンチャー資金を Norwest Venture Partners、Trident Capital、Shasta Venturesから導入している。

Turnネットワークに広告を出稿する際にはキーワードの選択や管理は必要ない。その代わりに広告主はユーザーがどいういう行動を取るか指定し、その行動が取られた際にいくら払う用意があるか告げるだけでよい。その行動というのはたとえば、[表示された広告を見て]サイトを訪問する、メールで登録する、あるいは商品を購入する、などである。

ユーザーがあるサイトを訪れると、これらのユーザーに関するデータ、サイトの文脈的な分析、その広告及び他のすべての広告がそのサイトや他のサイト でどのような成功率を上げているか、などが全て考慮されて、広告が成功する確率が計算される。この成功確率と広告主から提示されたアクションあたり単価 CPAが比較される。このCPA オークションでは、提示広告価格を広告成功率で割ったものと1000インプレッションあたりの実質的広告収入が等しくなるように計算される。こうして特定の広告が表示される!

広告ネットワークというのは立ち上げ時にはみな金ピカで新しげで有望そうに見えるものだ。実際にどれくらいの効果が上がるかは時を待たねばならない。いずれにしてもCPAオークションと広告分析を統合したアプローチの提供者が出てもよいころあいではあった。

[原文へ]