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ユニバーサル・ミュージックがMySpace提訴

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YouTubeとMySpaceはユニバーサル・ミュージック・グループに「何千万ドルもの借りがある」と 9月にユニバーサルミュージックのCEOが発言して話題になったが、ウォールストリートジャーナル(閲覧要購読)によると、巨大メディアは該当企業に対し脅威を与えこの発言どおりに遂行し、Myspaceを著作権侵害で訴えた。今回の提訴で最も興味を惹くのは、他ユーザーが再生・転送できるよう著作権つき動画をトランスコードすることによりMySpaceが著作権侵害行為に関与した、というユニバーサル側の訴えだ。

ウォールストリートジャーナルによると、今日(米国時間11/17)はMySpaceが新ツール(サイト上で認定されていないコンテンツに対し著作権ホルダーがフラグを立てることができるツール)を発表した日でもあることを言及。そのツールは(TechCrunchの記事) Gracenoteの技術を利用したものであり、MySpaceは今回の訴訟を「不要で無意味な訴訟」とプレスリリース内でコメントしている。

今秋、YouTubeとMySpace両社に対して警告が鳴らされた数週間後、UniversalはYouTubeとのライセンス契約に署名している。また、SonyのGrouperそしてBoltも著作権侵害を理由に提訴した。

これは、コピーライトを巡る新たな重大な戦いが勃発したということだろうか?この2社間で和解が成立する可能性はあるのだろうか??今週の クレイグスリストの訴訟の判決をすぐに思い出した。(訳注:クレイグスリストとは米国で人気のリスティングサイト。今年初め、差別的な住宅情報を載せたことでシカゴの住宅団体から訴えられた) オンラインディレクトリーは、サイト上で差別的な住宅広告を掲載することに一切の責任は負わない、と水曜日に判決された。法廷側は、クレイグスリストはあくまでも情報のパイプ役であり、出版者ではないと判断。この判決は複雑化し、「通信品位法(the Federal Communications Deceny Act)」まで踏み込んだ。Grouper、Bolt、そしてMySpaceに対するUniversalの訴訟は、“リクエストの都度著作権付コンテンツを削除する限り著作権侵害を犯す団体を保護する” とされている、「デジタルミレニアム著作権法(DMCA)の免責条項」を直接実験にかけるよう仕向けられたかのようである。このケースでは、おそらくビデオのトランスコードに関する議論が決定的事項となるだろう。

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