Zillow、誰の家でも買収が効く

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不動産(家屋)情報のサイト「Zillow」は、 木曜日、「Make Me Move(私を引っ越しさせて)」と呼ばれる機能を新しく追加した。このサービスは所有者が必ずしもすぐに家を売りたいと思っていない家屋にも値づけの機 会を与える。当面引っ越しするつもりはないが、有利な値がつけば売ってもいいと考える家屋の所有者は、Make Me Moveに自宅の情報を掲載することができる。これによって、どうしてもその家が欲しい買い手には値づけの機会が与えられる。

Zillowの共同設立者のLloyd Frinkは今回の新機能に関するプレスリリースで次のように説明している。「あなたが引っ越し屋を呼び、相手に自宅の鍵を渡す気になる値段はいくらですか? “Make Me Move は伝統的な<家売りたし>のサインの代わり、それをひとひねりしたものだ。」

家屋の所有者はMake Me Moveに個人情報をいっさい明かさずに情報を載せることができる。この家の購入に興味があるユーザーはZillowによる「匿名化」を通じてメールすることができる。サービスの利用は無料。

「無料」というのが最近のZillowのキーワードらしい。物件の所有者、不動産業者に対して情報の掲載を無料にすると発表した。掲載できる情報には写真が含まれる。不動産業者はそれぞれの物件についてウェブサイトを作成することもできる。

Zillowの3番目に新しい機能は「Real Estate Wiki」だ。ここでは不動産の売買や融資に関連したあらゆる記事が何百件も集められている。Wiki の訪問者は記事にコメントを付け加えたり編集したり、あるいは新しい記事を投稿したりできる。

こうした最近の発表はZillowが不動産関連の情報をサイトに最大限ホストしようとする努力を表している。また、広告でサイト運営をまかなうのに必要なトラフィックを確保しているため、生き延びるためにユーザーから料金を徴収する必要がないようだ。Zillowは2006年前半にスタートしたが、 その後、3D地図オープンAPIのサポート、大型資金調達など、通年で大きな発表を行ってきた。同社は11月時点で、320万のユーザーがおり、7000万件の家屋情報情報を掲載している。

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