Wikio、Digg的サイトを米、独、スペインでローンチ

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wikio_logo.jpgユーザー発信型のニュースサイト「Wikio」が、今日(米国時間12/11)、パリで開かれているLeWeb3カンファレンスでWikio.com、Wikio.de、and Wikio.esのローンチを発表した。これら3つの新しいサイトはそれぞれアメリカ、ドイツ、スペインをターゲットとしている。Wikioはフランスとイタリアですでに数ヶ月運営されてきた。 フランスでは60万ユーザー、イタリーでは10万ユーザーいる。

4月にはTechCrunch フランスのライター、Ouriel OhayonがWikioをレビューし、たいへん総合的なニュース生成サイトだとしている。Ohayonはこのレビューを書いた後で、同社の株主になっている。ただし、われわれTechCrunch U.SはWikioと金銭的・経済的関係は全くない。

Wikioはユーザー発信ニュースサイト、編集部発信ニュースサイト、ブログのミックスだ。Wikioには編集スタッフがおり、記事を書き、投稿された記事のランクづけを行っている。しかし同時にユーザーもDiggのように記事を投稿し、ランクづけ投票することができる。ユーザーの投票と編集部の投票がバランスされた結果が最終的な記事のランクになる。Wikioのファウンダー、Pierre Chappazは、ヨーロッパには独自のDigg的なサイトが必要だと考えてWikioを開発した。

Chappazは次のように述べている。「Wikioはこの種のサービスとしてヨーロッパ初の試みだ。ヨーロッパは米国と非常に異なっている。米国 ではきわめて多様な情報サービスが存在する。しかしヨーロッパではGoogle Newsと、それには及ばないがYahoo Newsがあるだけだ。Technoratiのインデクシング(インデックス化)はとても完璧とはいえない。だからWikioはヨーロッパにおけるブログと伝統的なメディア双方を情報源とした新しいニュースサービスとなろうとしている。われわれはブログと従来のメディアとの間に壁を設ける必要を認めない。」

Chappazによれば、「Wikio.comは英語圏の人々のために開発された。しかし英国内のニュースソースをインデクシングした英国版の開発は次回に譲られる」とのこと。

「当然だが、Wikio.comの最大の市場はアメリカだ。アメリカで大きなシェアを得ることができればたいへん嬉しい。しかしわれわれれの努力の焦点は依然としてヨーロッパが中心となる。」とChappazは述べた。

Wikioが本当の意味での全ヨーロッパ的サービスになるのを妨げているのは、国ごとのサービスにほとんど互換性がない点だ。他国のWikioの記事にリンクすることはできるが、翻訳サービスはない。記事の順位づけでは国ごとにもっとも人気の高いニュース源をベースにしており、アルゴリズムもそれぞれ異なっている。ユーザーは国別にニュースを検索することはできるが、全サイトを横断的に検索することはできない。

「言葉の壁があるのでこれは難しい。将来はWikioでも全部の国のサイトを横断的に検索できる機能を提供するようになるかもしれない。しかしその場合でも、それぞれの言語を理解できる必要がある。」とChappaz は語っている。

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