YahooのProject Fraternityに関する文書が漏洩

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Facebookが、おそらくは買い手はYahooで、買収されるのではないかという噂はこの1年の大半にわたって続いている。YahooもFacebookも別にこれを宣伝しているわけではないのだが、メディアはいいかげんイライラし始めている。Robert Youngはこの点について尋ねられ、うまい回答をした―Yahoo & Facebook:やるのかやらないのか? 間違いなくこれは今年第4四半期最大の疑問だ。

われわれの知るかぎり、Facebookはほとんど誕生と同時に買収攻勢にあい始めている。2004年の中ごろにはきわどいところでFriendsterによる$10M(1000万ドル)の買収を避けている。これはAccel Partnersからの最初資金調達に成功するほんの数ヶ月前のことだった。Friendsterの元幹部は、交渉はほとんどまとまる寸前まで行っていた のに、最後の瞬間に主導権争いで壊れた、と語った。それ以来Facebookはほとんどあらゆる大手インターネット企業から買収のアプローチを受けてき た。

Yahooでは今年ずっと続いた長期戦で買収交渉を続けてきた。この交渉は内部ではProject Fraternityと呼ばれていた。われわれが入手した内部文書によると、2006年第1四半期に$37.5M(3750万ドル)で全株式の5%(全株 式の評価額は$750M〔7億5千万ドル〕)を買うという打診がされている。これはFacebookが拒絶。

今年の中ごろから状況は過熱してくる。Yahooは$1B(10億ドル)で全株式を一挙に買収する提案をする。この価格はYahoo側でFacebook の収入モデルを2009年に$608M(6億8千万ドル)、2010年に$969M(9億6900万ドル)に上ると推計して得られたもの。Yahooは 2015年までにFacebookは$1B(10億ドル)の収入を稼ぎ出すと予想した。2006年の実際の数字は年間$50M(5000万ドル)、あるい はだいたい週に$1M(100万ドル)の売り上げだった。

この売り上げ予測は堅調なユーザーベースの伸びを基礎にしている。Yahooは、2010年までにFacebook のユーザーは4800万人となると見込んだ。この時期の高校生と若い成人の総人口は8300万人。

われわれの情報源によると、 Facebookは$1Bのオファーを、はるかに高い数字を望んできっぱり断ったという。Yahooは$1.62B(16億2千万ドル)まで出すことを考慮したが、実際にオファーが行われる前に交渉は中断した。

この文書はすでに数ヶ月以前のものなので、Yahoo、Facebookの両者とも当時とは相当に考えを変えている可能性はある。

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