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Glam Mediaが$18.5M調達、CNET会長を引き入れる

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glammedia_logo.jpgGlam Mediaといえばファッションとライフスタイルが専門のサイトだが、今日(米国時間12/14)はまた三連勝単式のニュースのオンパレードに湧いている。まずはシリーズCのファンドで$18M(1800万)ドルの調達を完了。投資家兼戦略アドバイザーの席にはCNET会長Jarl Mohnを迎え入れることが決まった。さらにHearst Magazinesと新たに提携を結び、今後はハースト傘下のMarie ClaireからGlam.comまで人気の雑誌から記事を発表していく。

投資をとりまとめたのはDuff Ackerman & Goodrich Ventures (DAG)で、参加したのは既存の投資家Accel PartnersDraper Fisher JurvetsonWaldenVCInformation Capitalだ。調達した資金は主に今後ウェブのネットワークの拡大の加速化、営業・編集チームの拡大に役立てる。

Hearst/Marie Claireとの提携は、ファッション産業の中では大型提携となる。高級ファッション誌は通常、編集コンテンツを印刷媒体にとっておいて、雑誌公式サイトの方は広告と宣伝文句のゴタ混ぜというケースが多い。実際の雑誌用コンテンツをオンラインのネットワークで配信することは長年待望の大きな一歩と言えよ う。Glam Mediaのユニークビジター数は世界中に月間約700万人以上いる。女性専用サイトの中ではトップ10に入る(comScore Media Metrix2006年10月期調査より)。ここまで長くかかった理由は何なのか?

「ビジネスという面から言えば印刷媒体というのは信じられないような分野なんです。オフラインの媒体が軒並み低迷しているこの最中にも、雑誌は購読数を落としていない」 と語るのはGlam Media会長兼ファウンダーのSamir Arora。「過去5年間は広告収入全体の約17%をずっと安定的に維持していますし、主体も印刷媒体であってオンラインではないのです」

Aroraはまた、オンライン広告というのは、印刷雑誌が従来してきたようには女性に的を絞れてない、と指摘する。

「2004にはeコマースの50%未満が女性向けでした。実際の暮らしでは決してそんなことはなくて、女性は財布のヒモの80%を握っているのです」と彼は言う。「しかしながらオンラインはどうか。雑誌の公式サイトはどこも、印刷媒体の購読者獲得に重点を置いているサイトばかりです。つまりメディアに変化が訪れても、ある一つの媒体を牛耳る者が新たな媒体をも牛耳るとは限らない、ということです」

Glamが進めようとしているのはまさにそれで、彼の考え方は女性対象のネットワークが短期集中エクササイズと水着の広告ばかりでいいわけがない、ということだ。この女性の私が思うに、そんな考え方に立つ企業なら投資の価値は十分あるだろう。

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