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Ookles、年明け早々にもローンチ

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Ooklesのことは4月の“Flickr Gunner” でも触れたが、来月はじめいよいよサイトが一般公開となる。約1年前からパーソナルメディアの新たなデスティネーションサイト目指して静かに開発を進めてきた同社。このサービスのことについて公の場でコメントしたのは数えるぐらいしかないが、先週私はこのOoklesの初期デモ版を見る機会に恵まれた。素晴らしい機能が少なくとも何点かあるので要注目だ。

ファウンダーのScott Johnsonに言わせると“Flickr+Riya+YouTube” となるわけだけど、これは私が見た通りの感想を端的に言い表したものだ。OoklesはFlickrその他のサービス利用者の付加機能ではない。れっきと したデスティネーション・サイトであり、ユーザーはここにきて個人で楽しむメディア(写真、動画、ポッドキャスト)を保存することができる。公開第1弾は 写真から。顔認識と自動アルバムという、他のサービスにはない新機能2つをメインに装備した。

Facial Recognition(顔認識)


顔認識といえばRiya抜きには語れないが、Riyaはなにやら最近ほかの分野に注力している模様だ。過去にもデスティネーション・サイトになりたいのか、Flickrのようなライバルと提携したいのか、その狭間で揺れてきた。その点、Ookles は迷いがなくて、ユーザーが写真を自分たちのサイトに永久に保存してくれたら、それでいいのだ。

Ooklesは顔認識の扱いもRiyaとは異なる。以下のスクリーンショットで大体どんな感じか分かると思うが、Riya同様Ooklesも写真から顔のサムネイルを探して表示し、自分が保存した他の写真の顔と比べて分析してくれる。どれとどれが一致するかOoklesに教えてやると、Ooklesは何度かこのプロセスを繰り返して学習し、人相をしっかり把握できると全写真に名前タグをつけてくれる。それだけではない。一度顔相をのみ込んでしまうと、それ以降は保存する写真に同じ顔が出てくるたびに自動的にタグをつけてくれるのである。デモでは完璧にこれをこなしてくれた。鍛えるまでが手間だけども、それさえ済めばタグはピッタリ正しいのをつけてくれる。

Auto Albums(自動アルバム)

Ooklesはまた、アップロードした写真の中でも単一ウィンドウで撮影した写真だけ選んで自動的にアルバムを作っていく。比較的単純な機能だけども、こんな機能は他では見たことがないし、とても気に入っている。写真をたくさん撮った場合。たとえば1枚か2枚はいいのが撮れるんじゃないかと期待してバシャバシャ撮りまくったり、そんな時にもOoklesでは単一のサムネイルに全写真をまとめてくれるので便利だ。

Flickrはじめ写真関連のデスティネーション・サイトの大集団を牽引していけるほどではないかもしれないが、Ooklesにも成功のチャンスはあると思う。写真画像からセマンティックなデータを生成することはとても大きな問題だが、“人物”はアマチュアの写真ではメインの被写体だし、写真に人名で自動的にタグづけできたらこんなに歓迎されることもないだろう。 Ooklesのアプローチには好感を抱いているし、Flickrも遅かれ早かれこの問題に取り組まなくてはならなくなるのは必至だろう。

同社は動画とポッドキャストのファイル保存もできるところがいい。これはFlickrがとっくの昔に実現してなければならなかったことだ。Ooklesについてもっと詳しい話を知りたい人には、Gregory Galantsが今年4月Johnsonにインタビューしたポッドキャストがおすすめ。