Wengoのブロガー用ビデオチャット

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Venice Projectの詳細と画面イメージ

Wengoはフランス第2のテレコム会社「9 Telecom」の子会社だが、ブロガー用のよく出来たチャット・ウィジェットを提供している。Wengo Visioといい、MeeboMeに似ているが、こちらはビデオチャットができる。VisioはFlashをベースに、エンベッドされた JavaScriptとCSSを利用、コミュニケーションのプロトコロルとしてはSIPを使っている。このウィジェットを実装しているブログについてはここを参照。

ユーザーがウィジェットをインストールすると、管理メニューからチャットモードにログインすることができる。ブログ管理人がログインしてオンライン状態になっ ているときは、読者は小さなボックスにテキストでメッセージを入力し「チャットを始めたい」と促すことができる。このメッセージを見て管理人は、そう希望 すれば、チャットを始めることができる。現在、チャットは1対1で、マイクと、オプションでウェブカメラを利用できる。この方式だとMeeboMeなどに 比べて、テキストメッセージの洪水に見舞われる可能性がより少ない。しかし「Gillmor Gang」方式のブログミーティングを考えている場合、PalTalkのようにグループビデオチャットや一般読者が対話を聞ける機能を備えているサービスの方が適切だろう。

しかしWengo Visioはスタンドアローンで利用されるプログラムではなく、むしろ、Wengo TalentsコミュニティーやWego Phoneのような Wengoの他のサービスの利用を促進するためのツールという側面が強い。Wengo Phoneは独自のチャットクライアントで、テキストチャットに加えて、VOIMユーザー、地上回線、携帯電話への発信ができ、また音声会議やビデオ通話 もできる。このアプリケーションはWindowsでもMacでもLinuxでも作動し、Google Talk、Yahoo、ICQ、GAIMと相互に会話できる。Skype-outに似ているが、地上回線と携帯電話への通話だけが有料。1月4日まではトライアル期間として0.5ユーロ分の無料通話が提供される。現在までにWengo上で7200万分の通話が利用されているという。

一歩下がってWengo VisioとWengo Phoneを考えてみると、これはどちらもPayPalまたはクレジットカードの支払いを通じてユーザーが時間単位でサービスを提供するエスパートネット ワークを構築しようとする試みの一部である。1-800の無料通話番号がないだけで、Etherにかなり似たコンセプトだ。Wengoはサービス全体をWengo独自のコミュニティーの上に作りあげようとしている。ユーザーはここで、自分の提供するサービスのジャンルを指定し、結果に対して評価を受け、プロフィールを登録するなどができる。Etherはこれに対して異なったアプローチを採用しており、それぞれのユーザーが独自にサービスを構築することを期待している。

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