Google v. Technorati (と Hitwise v. Comscore)

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Googleのトップ検索用語のリストは根拠なし

ウェブ統計サービスのHitwiseはセーショナルな ブログ記事を発表した。それによればGoogle Blog Searchが他のライバルTechnoratiSphereに対して劇的な追い上げを見せているという。 Hitwiseのデータによれば今週、初めて、トータル訪問者数でGoogle BlogsearchがTechnoratiを追い越した。

HitwiseによるとGoogle Blog Searchはトータルのインターネットのトラフィックの0.0025%を超えたという。これに対してTechnoratiは0.0023%だった。 Googleのこの急上昇の理由は単純なようだ。Googleは去る10月、Blog SearchサービスをGoogle Newsにリンク させた。これがトラフィックにただちに、大きな影響を与えた。GoogleはまたBlog SearchへのリンクをGoogleのメインページの「More」セクションに掲載した。これだけではトップに立つのに十分ではなかったかもしれないのだが、最近のTechnoratiのトラフィックの低下のせいで、Blog Searchが1位におどり出たわけだ。

GoogleがこうしてBlogSearchに大きな注目をあつめる手を打ったのが、トラフィックの急増という結果になったというのは納得できる話だ。しかし、そこで念のためにComscoreの結果をチェックしてみると…オドロキ。

Comscoreではぜんぜん話が違う。しかも今述べたような事実から考えてとうてい納得のいかない話なのだ。もっとも新しいComscoreのデータ(11月)によると、Technoratiには300万ページビューがあり、Google Blog Searchは100万だという。しかしComscoreは過去12ヶ月、Technoratiのトラフィックに関して非常に問題の多いデータを発表してきた。4月に2200万ページビューの最高を記録したかと思うと2005年の12月にはわずか100万ページビューの最低を記録している。

実はComscoreが誤差の大きいトラフィックの乱高下を記録したのはこれが初めてではない。8月にComscoreはDel.icio.usのトラフィックの大幅な 落ち込みを記録、これに対してHitwiseは増加を記録した。Yahooが公開した内部データからみたトラフィックから判断すると Comscoreが完璧に間違っていたようだ。今回のTechnorati対Google問題でもComscoreが間違っていると思われる。

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