2007年版: これなくしては生きていけないWeb 2.0企業15社

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Wikipedia、カタールからの編集を禁止

1年前「これなくしては生きていけないWeb 2.0企業」という記事で、私の生活に真のインパクトを与えたサービスを作ったスタートアップ13社を選んだ。大好きで、毎日使っていたサービスだ。何百ものスタートアップを記事にした中から、本当のインパクトを私の生活に与えた一握りを選ぶのは楽しいもの。本当に楽しかったので今年もこのリストを更新することにした。残ったのは7社。6社が外れて新しいサービスに席を譲り、別途2つを加えてリストをキリ良く15社にした。

これが私が毎日使う、なくてはならないサービスをアルファベット順に並べた最新リストだ。

800-Free-411


Jingleの無料411番号案内サービスのおかげで去年はバカにならない額を節約できた。いまや米国の番号案内市場の3%以上を占めるまでになり、AT&Tもマネをすることを明らかにした。番号案内1回に最大$3.50払っていた消費者にとっては有難い話だ。過去記事はこちら

Amie Street

昨年7月にローンチしたAmie StreetにはDRMフリー音楽配信のすばらしいモデルがある。 バンドが楽曲をアップロードすると、ユーザーは無料でダウンロードできる。曲に人気が出てくると料金がかかるようになる。$0.01からスタートして最高 $0.99。人気の新曲を聞きたいユーザーははじめから値段の高い曲に行くし、新しもの好きは新しい曲をいろいろ試す。私はこの中間あたりかな。DRMフリーのデジタル音楽の価値を決めるこの自由市場こそが将来の姿かもしれない。過去記事はこちら

Ask City

Bloglinesは今年のリストから落ちたが、同じAsk.comのサービスで最近ローンチしたAsk Cityが入った。 私たちの独断と偏見によりインターネットの最優秀地図サービスはYahoo Mapsに代わってAsk Cityになった。私が気に入っている機能はマルチポイント ディレクション(*1) と地図上に文字や絵をかいてから誰かに送れるコメントツールだ。Ask Cityはスタートしてからまだ1か月もたっていないが、すでにお気に入りアプリに仲間入りした。過去記事はこちら

*1: Multipoint Direction。道順ナビゲーションで、複数の経由地を指定できる機能。

BlueDot


BlueDot はdel.icio.usに似たソーシャルブックマークサービス。del.icio.usからこちらに乗り替えたのは、ユーザーインターフェースが好きなのと、ブックマークを友人とだけ共有できるから。del.icio.usだと全体に公開するか、全く公開しないかのどちらかしか選べない。この会社がスタートしたのは7月で、10月に更新があった。

Digg


このブログの読者なら、みんな私のDiggに対する立ち位置は知っているだろう。あそこではユーザー自身が面白そうな記事からトップページにいくニュースを決める。これはニュースの未来のかたちであり、主要メディアにとってはブログの誕生以来最も大きな破壊力をもつ勢力と言えよう。Diggはスパムとの終わりのない戦いを続けながら、最もアクティブなユーザーの機嫌もとらなきゃならない。これは簡単なことではないが、私自身はDiggを使わない日はない。過去記事はこちら

Flickr


Flickrは去年のリストからの生き残り第1号。去年はFlickrを標的にしたスタートアップを山ほど見てきたが、今のところ毎日使ってる写真タグ付け共有サイトはまだここだ。新搭載のジオタグ機能がとにかくスゴイ。次はOoklesがやっているみたいな顔認識もやってくれることを期待しつつ。過去記事はこちら

Flock

私たちがFlockのファンになったのは2005年8月、初回Bar Camp(*2)で最初に書いて以来のこと。Firefoxに付いてくる、ごちゃごちゃして時にはちゃんと動かないプラグインと比べると、こちらは完璧なエコシステムのように感じる。Flockがなければ、私は喜んでFirefoxを使っていただろう。しかしFlockは実在し、私はメインブラウザーとして使っている。 噂によると近々大きな更新があるらしい。過去記事はこちら

*2: 誰でも参加できてデモや発表をする集まり。 オライリー主催の排他的な「Foo Camp」に反発したネーミング。

Gmail

最近問題続いたとはいってGmailは少なくとも、そこら辺のデスクトップのメールソフト(OutlookやMac Mail)並みには使えてるし、かなり完璧に近いと思う。 巨大なストレージ、メールのタグ付け機能、最近追加された他のメールアドレスからのPOPアクセス。このすべてを兼ね備えて価格も文句なしの–無料。

NetNewsWire


NewsGatorのデスクトップフィードリーダー「NetNewsWire」 は、2006年初めにMacに乗り替えて以来使っている。無料ではないが、高速でオフラインでもフィードを読めるので$30を払っただけの価値はある。 Bloglinesのリスト落ちは、このNetnewsWireのせいなのだが、実は近いうちGoogle Readerに変えようと思っている。というのも、EVDOで携帯からアクセスできるので、もうオフラインでのアクセスはあまり重要でなくなってしまったからね。Google Readerは9月の機能強化でものすごく良くなっている。

Netvibes


Netvibesも去年からの残留組だ。私たちは1日に何度もここに行っては重要なフィードの概要を斜め読みしている。この会社はすさまじいペースでユーザーを増やし続けているし、去年の$15M(1500万ドル)調達のおかげでお金もたっぷりある。 私の予想ではNetvibeは現時点で複数の買収のオファーをかわしているところで、2007年の終りには独立した企業ではなくなっているかもしれない。過去記事はこちら

Pandora

Pandoraも去年からの残留で、2005年のローンチ以前からカバーしてきた会社だ。私は、どのユーザーよりもPandoraで音楽を聞いている時間が長かったのではないかと思っている。私が書いている時は殆んどいつでも流れている。何百万人ものロイヤルユーザーは私と同じ意見だと思う。過去記事はこちら

Skype

Skypeは、Eメール以来最大の生産性向上ツールかもしれない。メインのインスタントメッセージのクライアントとして使っているし、もちろんその場での無料通話はほぼ毎日。Skypeはインターネットの「キラーアプリケーション」のひとつだ。過去記事はこちら

Techmeme


TechMemeはブロゴスフィアの新聞で、出来事の経緯を知るために最もよく使うサイトの1つだ。TechMemeの記事は、何日かするとNew York Timesなどの新聞に出る。TechMemeの政治版姉妹サイトMemorandumへの父のハマり具合は、私がテクノロジー系ニュースにハマっているのとソックリで怖い。過去記事はここ ここ

WordPress

TechCrunchを始めて以来、私たちはほぼいつもWordPressのハッピーなユーザーだ。ブログのプラットホームとしてはいちばんフレキシブルで、 Akismetによるコメントスパム対策サービスのおかげで、100万件近いスパムコメントから救われている。Akismetがこれほど出来が良くなければコメントの相手をするためだけに専任を雇わなければなからなかっただろう。Wordpressの記事はここ

YouTube

先日$1.65B(16億5000万ドル)でGoogleに買収されたYouTubeを若いスタートアップとは言いにくい。2ヵ月前に警告状を送りつけられたばかりの私たちだが、今もYouTube中毒に変わりはない。 消防車!バナナ!…人間ってすばらしい。過去記事はここ

惜しくも次点

あと少しでリスト入りするところだった会社がいくつか。 AllOfMP3AllPeersLast.fmMeeboWikipediaZohoをはじめいくつもの会社がギリギリのところにいた。どこかに線を引くしかなかっただけのことだ。

賛成? 反対? みんなの意見をコメントに残して欲しい。

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