Apple、iPhone発表を受けて株価急騰

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MacWorldの発表をリアルタイム中継: iPhone公開!

Apple CEOのSteve Jobsがまたまた誰にもマネできないやり方で聴衆をうならしてくれた

サンフランシスコで開催中のMacWorld基調講演。この壇上でJobsが発表したiPhoneは、こうして説明を聞いてみるとこれまでの業界の流れを変えるものになるのではと思われる。市場もそれに同意しているようで、本稿執筆時点でApple株は7%以上跳ね上がり、その一方でライバルのResearch in Motion(Blackberry)は6%以上も下がり、時価総額$2B(20億ドル)分が泡と消えた。TreoメーカーのPalmも6%近くダウン。

iPhoneはすばらしい機能を備えた、高価な端末だ。4GBと8GBの2モデルで価格は各々499ドルと599ドルである。バーチャル・キーボードを備えた3.5インチのタッチスクリーン、2メガピクセル・カメ ラ、WiFi接続、OS X対応。Cingularが携帯キャリアだ。

そのデスクトップのようなインターフェースとUIは競合に深刻な打撃を与えるキラーになりそうだ。実際のところこれはBlackberry以来の、モバイルメールを全く新しいレベルに進化させる革命の一歩ではないかと思う。

ウェブ閲覧にはSafariブラウザを採用(きっと間もなくFirefoxでも見れるようになるだろう)。これ以外にも優れた機能をたくさん備えており、例えばユーザーが端末の向きを変えるのを察知して写真を回転させるモーション・センサーもついているし、留守電のメッセージはビジュアルで表示、これをクリックするとメッセージの内容が聞けたりする。アップル製品への期待を裏切らない、とてもきっちりした仕上がりのデバイスになっている。

iPodの機能はオマケに近い。ハイエンドのiPodに比べiPhoneのメモリー容量は限られたものなので、熱心なミュージックファンならメモリー容量80GBのiPodもiPhoneとは別に持ち歩きたいだろう。

今日(米国時間1/9)行ったこれ以外の発表では、Apple TV(旧称 iTV)が目を引いた。これはiTunesコンテンツをテレビにストリームする299ドルのお茶の間向けのデバイス。iTunesは楽曲20億アイテムと映画タイトル130万本を売り上げ、あいかわらずの好調を維持している。

残念なのはiPhoneの米国内発売開始が今年6月だということ。とてもパワフルな端末なので、テスト済みでないソフトをあの小さな端末の中に満載したら初期バージョンはオーバーヒートになったりバグが出たり大変な目にあうことは分かりきったことだが、それでも発売になったら何百万人という人が飛びつくだろう。私もジッとしていられそうにない。

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