Netflix、「別れる」なんて冗談のつもりだったんだ

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先月、私は「Netflixと別れた理由」という記事を書いた。その中で、何年にもわたりNetflixの熱心なカスタマーだった私がBlockBusterの「Total Access」へ乗り換えた主な理由を説明した。(レンタルしていた)映画をBlockBusterのどの店頭でも、返却するごとに無料映画レンタルクーポン券に交換してもらえるというBlockBusterの新サービスは大成功だ。BlockBusterは現在、220万人のメンバーを持ち、2ヶ月半の間に700,000人の増加を見せている。両社間の縄張り争いで、BlockBusterはNetflixが対抗手段を持たない作戦に出た。ウェブサイトとBlockBusterの何千と存在する小売店鋪を巧みに組み合わせたのだ。

だが、今、Netflixはゲームの流れを自身のサイドへと再び持ってくるための弾みをつける本当にすばらしいサービスで反撃に出た。今朝(米国時間1/16)、Netflixの600万人におよぶサービス利用会員のうち、ある一部のメンバーは、新サービスWatch Nowにアクセスが出来るようになった。同サービスは、テレビ番組をWindows PCにストリームするというもの。現在アクセスを持たないメンバーたちも、この先6ヶ月でアクセス可能になるだろう。初期段階では、約1000の映画とテレビ番組が鑑賞可能(その中の一例としては、NBCのヒット作「The Office」も含まれる)。Netflixの新サービスにコンテンツを提供している(コンテンツ制作)スタジオは次の通り。NBC Universal、Sony Pictures、MGM、20th Century Fox、Paramount Pictures、Warner Brothers、LionsgateそれにNew Line Cinema。

最高なのは、無料という点だ。

Netflixは、この先1年のライセンス料と諸経費に4000万ドルの予算をあてている。ところで、この予算サイズは、会計四半期につき$17M(1700万ドル)程度という同社の営業利益をすっかり無にしてしまいかねないものだ。もちろん、この新サービスで何百万人という新サービス会員を獲得するという結果につながるとなれば、話は別だが。

TV番組、映画ともダウンロード利用のアプリへストリーム、鑑賞期間は各メンバーの利用サービスプランごとによって限定されるだろう。もっとも人気のある月額18ドルのプランでは、1ヶ月の鑑賞時間の上限は18時間/月ごと。

最近、なだれのように発表が殺到したIPTV企業にとってこれは深刻な競争をもたらすだろう。 YouTube日本語)、 Joost 日本語)それにiTunesを除き、Zudeo、CinemaNow、MovieLinkそれにその他は、同じ観客層を異なる種類のサービスでしのぎを削っている。

サービスのデモはHackingNetflixでスクリーンキャストを見てほしい。スクリーンショットは以下をどうぞ。



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