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あの音楽をJigg(投票)しよう

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iJiggは新しい、目にやさしいデザインの音楽サイトで、数日前にローンチした。

このサイトはDiggの音楽版だが、プラスFlashを利用したさまざまな機能がある。ユーザーがJiggした楽曲は、人気順にトップページに掲載される。曲はまたウェブページにエンベッドしたり(下に人気曲をエンベッドしてみた)、lコメントをつけたり、曲をブラウズするためにタグづけしたりできる。人気曲最近投稿された曲のページもある。

音楽発見型サービスとしてよく出来ていると思う。Digg方式で、多数のユーザーの投票によって人気のある曲が上位に表示されるのは、曲の選別方法として有効だ。他でも好意的な批評がされている。

しかし同時にこのDigg方式は不正やスパムの標的になりやすい。ローンチ後わずか数日で、すでにiJiggも不正対抗策を取らざるをえなくなっている。Diggの場合でわかるように、スパムを抑圧して投票の価値を維持する努力は、ずっと続く戦いである。

iJiggのもう一つの問題は、ユーザーが音楽を手にする方法が全くないことだ。つまりダウンロードなし、音楽購入へのリンクなしで、パソコン上でなら一日中でもFlashプレイヤーで聞いていることができるが、iPodに落とすことはできない。(注釈:現在は投稿者が音楽をアップロードする際、リスナーにダウンロードを可能とさせるオプションがある。)

こういった点にこのサービスの限界があるかもしれず、この種のインディー音楽を対象とするスタートアップはどれも最終的には700万のバンドのプロフィールを掲載しているMySpace Musicと競争しなければならないので、ほんのわずかの欠点でも致命傷となりかねない。2006年の12月に、MySpace Musicには1620万のユニーク訪問者、4億7500万ページビューがあった。これではどうしてもMySpace Musicに目が吸いつけられてしまう。

結局のところ、私はやはりAmie Street (われわれの記事)のモデルがインディー音楽には最適だと思う。ユーザーは楽曲を DRMなしでダウンロードできる。曲は当初無料から始まり、ダウンロード数が増えるに従って料金が少しずつ上がっていく。うんと人気のある曲で50セントを越えるぐらいになる。スパムしようにも、このダウンロード料金を支払わなければならないから、不正の入り込む余地はずっと少なくなる。iJiggよりもAmie Street方式の方が人気投票システムとしてもっと純粋だと思う。しかもこちらは曲をiPodに落とすことができる。人気のDRMなしダウンロードサイトのeMusicが、そのうち、Amie Street方式を採用しても不思議はないと思う。もしかすると他のサイトも採用するかもしれない。

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