KushCash

KushCash、取り組み困難な課題に取り組み中

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KushCashはモバイル上で支払を行うサービスで、2005年にローンチしている。今朝(1/30)、同社は新しいバージョンをリリースした。2005年当時は、モバイルでのユーザーからユーザーへの支払サービスは、PayPalがまだこの分野に参入していなかったので有望なニッチと見られていた。KushCashは、同社が位置する南カリフォルニアの都会のエリート、サーフィンしたりスケボーに乗ったりしてるような連中を相手にプロモーションを展開した。

ところが2006年3月に PayPal Mobileがローンチされてから事情が大幅に変わってしまった。

KushCashは良いサービスだったのだが、ソフトウェアをダウンロードしなければならず、悪いことに大半の携帯はこれをサポートしていなかった。PayPalのサービスは全ての携帯がサポートするテキストメッセージをベースにしていた。PayPalが使い勝手がよく、しかも全ての携帯の機種で作動するサービスの提供を始めた以上、私はKushCashにどうしてもこういう質問をせざるを得なかった。どうやってPayPalというハードルを乗り越えるつもりなのか?

下に掲載したのがKushCashの回答である。

ううむ。いい質問だ。どうやって巨人を倒すか? 実はわれわれはそんなことには取り組まない。少なくとも今は。遠くから戦士を訓練することができるのに、いきなり膨れ上がった敵の大部隊に立ち向かう必要はないだろう。KushCashが提供しようとしているのは全然別物だ。そう、もちろん、ユーザーはKushCashをありとあらゆる商品の販売や個人間の取り引きに使ってくれていて、ありがたいと思ってる。しかしKushCashが本当に提供したいのはPaypalのような巨人やその他マイナーなライバルが提供できないもの、個性とか使いやすさ、フレッシュなシステムなどだ。今のモバイルでの支払いのマーケットはまるで白黒の高校生活映画みたいに退屈だ。われわれはそこへいくと、年度の途中で現れたハンサムでスマートな転校生みたいなもの。そう、それに型破りだ。ママを大切にして夕食にはきちんと家に帰るけれど、夜になればズキューン!とドラグレーサーに変身する。われわれはこの種のサービスとして初めてネットワークによるソーシャル金融サービス(*1)を提供することが自慢だ。それとは別にKushCashは現在のサービスに満足していないユーザーに大いに魅力があるはず。Paypal Mobileと同じように機能して、もっと簡単に、ユーザーフレンドリーに使えて、Paypalなんかと同じくらい安全でプライバシーも守られたサービスを求めるユーザーはたくさんいる。現在までユーザーからの反応は上々だ。ユーザーにはサーファーもいれば銀行もいる。ベビーシッターもいる。みんながKushCashをビジネスとソーシャル金融に利用している。

では半年後にまたKushCashを訪れて、どういう具合になっているのか見ることにしよう。

(*1) ソーシャル金融(social lending)とはソーシャルネットワークサービス内でメンバーが資金をプールして他のメンバーに貸し付けるシステム。

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