GooTube、Viacomからの手厳しいコンテンツ取り下げ要求に直面

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Googleは、「MTV、Daily Show、SouthPark、BETその他10万以上にのぼる著作権によって保護されているコンテンツを(サイトから)取り下げるように」という手厳しい要求をViacomから受けた。これは、Viacomのコンテンツに対し、Googleによる補填方法を模索する何ヶ月にも及ぶ話し合いがまとまらないのを受けてのことだ。問題となっているビデオクリップは10億回以上も閲覧されている。

Viacomは用意された声明の中で次のように述べている

YouTube、Googleと何ヶ月にも及び継続的に討議してきた。その中で、ViacomがYouTubeユーザーに対しコンテンツを提供可能にするよう、YouTubeが(Viacomに)適正な市場価格を支払う意思がないことが明白になった。YouTube、Googleは、繰り返し約束してきたフィルタリング・ツールを未だ導入することなく、膨大な数の動画を不正にホストし、ストリームを継続。コンテンツ制作のコスト、取り組みに関わった人たちの努力に対して(利益を)還元することなく、YouTubeとGoogleはこれらコンテンツにより生み出された利益を独占している。YouTubeのコンテンツをGoogle Video Searchに加えることは、本課題について事態をさらに悪化させるものだ。

これ以外のほとんど全ての配信者は、エンターテイメントコンテンツの適正な価値を認識し、コンテンツ・プロバイダーとの合意に至るよう必要な手順を採用している。

Googleは大手テレビネットワークと契約締結の発表寸前まで来ているという噂が流れていたにもかかわらず、現在まで、大手テレビ局の番組をYouTubeに配信するための長期契約はひとつも合意されていない。CBSとの広汎な契約が締結間近と報じられ、CESでの発表が期待されていた。しかし発表は実現せず、事情通は「Googleは自分たちが何がしたいのか本当に見定めるため、今は単に時間稼ぎをしているのではないか?」と疑っている。噂では、Viacomとの交渉でGoogleはいったん申し出た条件をいくつも後になって取り消したので、交渉のテーブルにいたViacomの幹部たちは苛立ちを隠せなかったという。今日の差し止め要求を含めたViacomの声明は、この苛立ちのはっきりした現れのようである。

GoogleがYouTubeを買収したとき、多くの人々が、こういったビデオ共有サイトは昔のNapsterと同様の運命をたどるのではないか、著作権保有者からの訴訟によって閉鎖に追い込まれるのではないか、という懸念を示した。こういった懸念はGoogleが著作権保有者と直接交渉を開始し、コンテンツの掲載に関して巨額のライセンス料金と広告収入の分配を申し出たことで下火になっていた。しかし現在Googleが一つも大きな契約をまとめられずにいるので、懸念は以前にも増して大きく再燃しそうだ。 IPTVの将来はまだまだ予断を許さないものがある。

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