ニュース
Walmart / ウォルマート(企業)

Walmart、映画ダウンロード市場競争に本格参入

次の記事

AllTheCode、新しいコード検索エンジンをローンチ

映画ダウンロードをほんの少しテストしてみた後、Walmartは映画とテレビ番組コンテンツのダウンロード・ビジネスに、頭からダイブしようとしている。今日(米国時間2/7)これから、新サイトをwalmart.com/videodownloadsにて公開する。

映画やテレビ番組のコンテンツ・ダウンロード・ビジネスはすでに極度な過剰競争市場状態にある。もっとも、Walmartは主要スタジオとの合意をすでに取り付けてある。その中には、Walt Disney、Warner Brothers、Paramount、Sony、20th Century Fox それにUniversalが含まれる。その他の映画ダウンロードサービスとスタジオとの契約についてはこの記事中のチャートを見てほしい。CinemaNowMovieLinkそれにAmazon Unboxなど全て類似の契約を結んでいる。iTunesやその他のライバルたちはこの種の契約は結んでいない。

コンテンツ提供に合意したテレビネットワークはFox、CW、Viacom傘下のMTV、Nickelodeon、Comedy Central、LogoそれにVH1。現在、映画ダウンロード市場はiTunesの独占状態だ。

映画1タイトルの価格は10ドルから20ドル。テレビ番組は2ドルを予定。上記でふれたiTunes以外のサービスと同様、ダウンロードしてコンテンツを視聴するにはWindows PCが必要となる。


果たして成功するだろうか?

Walmartのこれまでのオンラインでの取り組みの結果は成否がいりまじったものになっている。映画を郵便でレンタルするという市場からはNetflixに対抗できないとわかった時点で、撤退している。もっとも、今回のケースでは、標的にするような、(ダウンロードサービス市場における)勝者として確固たる立場を築いたサービスは存在しない。映画ダウンロード市場は初期段階にあり、勝利を収めるチャンスは誰にでもある。

CinemaNowとMovieLinkはとりわけ憂慮すべきだろう。マージンの少なさという点はすでに、iTunesやその他のライバル達が攻めてきているし、さらに、これからWalmartとも競争していかねばならない。このまま、ビジネスとして存続することはまずないだろうし、その他の主要サイトがこの分野において買収候補を探しているようにも思えない。Windowsベース、DRM(デジタル権利管理)付きのプレイヤーを(自社で)構築し、スタジオと直接契約したほうが安価だ。

しかしながら、依然としてiTunesのみが(種類の異なる)プラットフォーム間で機能するサービスを有し、iPodそれにこれからはリビングルームのテレビともApple TVで利用可能になる。そして、すでにテレビ番組のダウンロード・サービス(市場)を独占している。WalmartがiTunesに打撃を与えるということはここしばらくはないだろう。

それに、Netflixがそれはそれはとても良く出来た無料(っぽい)映画とテレビ番組のダウンロード・サービスをすでにリリース済みであることも忘れないでほしい。この他(忘れてならないのが)Joostも間もなくスタートするサービス。これらサービスのうち、Walmartとの競争に面してすごすごと引き下がるつもりの企業はない。また、Walmartは独占できない市場からは撤退するだろういうこともこれらの企業は知っている。

カスタマーにとってこれらは良いことだが、価格は依然として高すぎる。映画ダウンロード(価格)は、DVD購入(価格)よりも高値なのだ。

[原文へ]