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Sendori: 転送ドメインのオークション

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Sendori」はほとんどの人がまず目にすることのないローンチしたばかりのサービス、そしてドメイン占拠屋に汚されたウェブページを見ないですむようにしてくれるのもこのサービスだ。Sunnyvaleにあるこのおかしな会社をできる限り好意的に見ればそういうことになる。 Sendoriは転送ドメインから自社サーバー経由でスポンサーの広告ページにリダイレクトするサービスをオークションするのだ。

広告主による買い取りは最低$2000。現在非常に小規模なベータテストから拡大しはじめたところ。広告主による入札は「ビジター当たり」で行われる。Sendoriは現在エンジェル投資で運営されている。

同社の特許申請中の技術は、cookieを使ってビジターが連続30日間はたとえ落札者が変わっても同じページにリダイレクトされるように作られている。Sendoriはリダイレクトされたビジターの販売コンバージョン率も測定し、広告主はこれを利用して不正クリックをモニターして自動的に排除(しようとすることが)できる。

このアイディアの背景には、(上品な会社が呼ぶところの)「ドメインポートフォリオホルダー」 が、現在のドメインに置いているAdSenceなどの広告ではうまく収益をあげられないということがある。 Sendoriは、広告で埋めつくされたページよりも、一社の有名ブランドのページに移動した時の方がビジターのコンバージョン率が高いと主張している。納得できる話だ。

彼らによれば、ウェブトラフィックの10~15%が直接ナビゲーション、即ちURLをタイプして来ているという。ただし、Sendoriがオークションにかけるような[キーワード].com型のURLは、Google.comとか自分のウェブメールのURLを打つのと比べるとトラフィックは微々たるものだ。転送ドメインを使った広告が大きなビジネスであることには違いないが、不法占拠ドメインからのリダイレクトを広告そのものとして使うというのもこれまた大きい。Sendoriのファウンダー、Ofer Ronenが私に断言してくれたところによると、ドメイン買売業界は、昔から比べてかなりキチンと整理されてきたが、それでも20%はブランド名のスペリング間違いを利用しているという。ブランドの持ち主にしてみれば、ドメイン占拠屋が広告を出していることには腹が立つに違いない、…が、そのページがオークションにかけられるのを見た時の腹立ちはどんなものだろう。居座っている奴に金を払った方がマシなのではないだろうか。

同社によると、アダルト物のドメインは禁止しているが、いずれはそのための別の市場を作るという。 カッコいいね。

それでも、このやり方はいい方だろう。転送ドメインからどこか話題のページにぼくを飛ばしてくれるのだろうし、こんな業界の存在自体を忘れさせてくれるだろうから。金になるやり方だろうとは思う。

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