GooTubeについての良いニュース、悪いニュース

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YouTubeサイト上でのコンテンツ掲載に関し、大手コンテンツプロバイダーと合意を取り付けようとする同サイトの取り組みについて多数のニュースが発表された。

まず、最初に良いニュースから。BBCは、広告収入の一部を得ることと引き換えに、YouTube上でのコンテンツ掲載に同意。プロモーション用の動画クリップのみが対象とされ、コンテンツの一部始終を含む完結したものではない。これは、Googleにとっては小さな勝利だ。大勝利というには、番組のすべての放送分をYouTube上に掲載することでコンテンツオーナーと同意する、というような内容でなければならないだろう。一方、YouTubeは1,000程度の小規模なインディー系コンテンツ制作者と合意に達した事実について大々的に報じている

次に悪いニュースだが、ViacomはYouTubeについて激しい攻撃を公然と始めた。YouTubeに対して10万を超す動画クリップの取り下げを要求して以来、「MTV、Comedy CentralそれにNickelodeonサイトへのトラフィックは先月から、急激な伸びを見せている」と今日(米国時間3/2)、発表。今回の発表は「YouTubeに掲載しているプロモーション用クリップがオフラインテレビの視聴者数増加に役立っている」というCBSの発表とは食い違う内容となっている。

他のネットワークはどのような立場をとっているだろうか。 NBCも最近になってYouTubeに扉を閉ざしている。Foxは、 Googleと$900M(9億ドル)という金額に上る広告関連での契約関係にあることから、おおっぴらにYouTubeを攻撃することは出来ないものの、陰ではかなりの非難を行っている。世間一般が予期していたCBSとのラジオ広告(放送)時間それにYouTubeサイトでのコンテンツ掲載という契約も実現しておらず、CBSはこの件について多くを語らないままだ。

ネットワークサイドによるさまざまな駆け引き、それに(事態打開のための)申し出を行ってはそれを取り下げる、というGoogleの姿勢はViacomを含むその他のネットワークのいら立ちを静めるのに役立っているとは言えない。結局、みんなこの事態に収拾をつけたいと願っているはずだし、これら大半の発表内容は広告収入でより大きな分け前を手に入れようとする戦術上の動きだ。いったん、あるネットワークが(YouTubeとの契約に合意していない)群れから抜け、広告収入の一部を受け取ることで、コンテンツの完全なかたちでのYouTube掲載に合意すれば、残りのネットワークもあっという間にその例に続くだろう、と私は見ている。

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