PicsPal、ラスベガスのスポーツギャンブルのオッズを打ち負かす

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全米大学バスケットの予想ゲームにWeb 2.0スタイル

去年、私はPicksPalの紹介記事を書いた。これはファンタジースポーツギャンブルのサイトで、10万人を超えるメンバーが友人や会社の同僚とスポーツ試合の結果を予想して楽しんでいる。 (PicsPalはちょうど全米大学バスケット選手権を対象にしたサービスをローンチしたところだ)。金銭のやりとりは一切ないが、トップユーザーにはいろいろな賞品が出る。

PicsPalで行われているのは実際のギャンブルではないのだが、同社では昨年10月から、成績トップのユーザーの予想を販売し始めた。10ドルで5試合についてトップ30のユーザーの集合的予想が購入できる。つまりこの「金を賭けない」予想を利用してラスベガスの胴元を打ち負かそうというアイディアだ。このユーザー予想で本当にPicksPalは継続的にラスベガスから提示されるオッズやスプレッド(ハンデキャップ)を上回る成績を残すことができるのか?

現在までのところ、答えはイェスだ。それも大幅な。PicksPalのハンデ付き試合予想における総合成績は562勝338敗、つまり勝率63%となっている。勝率は、大学バスケットでは66%、プロフットボールで62%だ。成績が最低のプロアイスホッケーの分野でも52%の勝率を残している。最近の結果の一覧はここに

PicksPalは予想分野における人間の行動に関するたいへん面白い実験だ。ここで予想を行っている人々(エリートユーザー)には、自分たちの予想が販売用にピックアップされることは分からない。彼らは単に「友達に自慢する権利」だけを目的に予想しているに過ぎない。もし仮に、これらのユーザーが、自分たちの予想がラスベガスの本物のギャンブルで参考にされる数字を出す資料の一部になると知っていたら、予想の結果は違ったものになるかもしれない。たとえば、予想がもっと慎重なものになるなど。もしPicksPalがこれからも長期間ハンデ付き予想分野で50%以上の勝率を上げるようだと、ギャンブル市場に大きな変革がもたらされることになりそうだ。

Pickspalは、今年に入ってPicksPopというポップカルチャー分野での予想ゲームにも進出している。

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