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RadioBlogClub、もっと大きな海賊船に乗り換え中

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radiobloglogo.pngパリに本拠を置くRadioBlogClubの常連は、今朝(3/14)、サービス中断の掲示を発見した。iPodのエミュレータ、Blogmusik(こちらもダウンしている)の記事のコメント欄で紹介されていたのを思い出す読者もいるだろう。 音楽ストリーミングサイトへのトラフィックは膨大なものになるので、サーバーがたちまちパンクしてしまい、もっと強力なサーバーへの乗り換えを余儀なくされる。サーバーのパンクの原因ははっきりしている。Alexaの統計でトラフィックの概数を見ると、RadioBlogClubへのトラフィックはなんとPandora並だ。

radioblognopanic.png

このサイトの当初の意図は、音楽ファンのブロガーのために楽曲のストリーミングを簡単にエンベッドできる機能を提供しようとしたものだった。しかし、RadioBlogClubがこれほど人気を集めたのは、タダで音楽を手に入れる手段として使われたからではないのかという気がする。さまざまなユーザーのウェブサイトに置かれた楽曲へのリンクを、このサービスがいわばハブとなって提供しているのだ。(HypeMachineのいわば逆)。ブロガーは手持ちの楽曲を事前に専用コンバータで変換してからリンクをサイトにアップする。このコンバータはMP3をこのサイト専用のRBSフォーマットに変換してデータベースに登録する。RadioBlogClubに登録されたすべての楽曲はさまざまな形で再生できる。個別に再生できるのはもちろん、ユーザーがカスタマイズしたプレイリストに従ってメインサイト上からでも、ウィジェットを利用して他サイトにエンベッドされた形でも(下を参照)再生できる。

RadioBlogClubはストリーミング再生が建て前で、表向き楽曲がダウンロードできるとはしていないのだが、ダウンロードを可能にするサイトがすでに現れている。これはYouTubeの場合にも起きたことで、われわれがTechCrunchにYouTubeの動画ダウンローダーを設置したところ、YouTubeから削除要求を頂いてしまった。

われわれが以前から不満を述べているコンテンツのコントロールに関する問題がまさにここでも噴き出している。どんなコンテンツであれ、ストリームされれば必ずユーザー側でキャプチャーできる。一方でDRMシステムには最後にはクラックされてしまうという悪しき傾向がある。Bill Gatesは、もっともなことだが、DRMには満足してないと述べているし、Steve Jobsは公にDRMは死んだと宣告した。 音楽(テレビ、映画も)業界は早急に新しいビジネスモデルを作り出す必要がある。 (音楽税はお断りだが)。現在のところ、われわれはAmie Streetのモデルが気にいっている。特に最近の Barenaked Ladiesのアルバムを無料で公開したのは良かった。

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