Salim Ismail、Yahoo Brickhouseの責任者に

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Yahoo Brickhouseは半独立の新サービス開発を担当するビジネスユニットだが、まだ正式にはローンチしていない。しかしすでに忙しく業務を開始している。2月7日にローンチされたYahoo PipesはBrickhouseが開発したプロジェクトだ。

明日(米国時間3/15)、Yahooは外部の起業家、Salim IsmailをBrickhouseの責任者として採用することを発表する予定。Ismailは現在の暫定責任者(でFlickrの共同ファウンダー)のCaterina Fakeからこの地位を引き継ぐことになる。FakeはYahoo内で別の役職に就く。

Ismailが創立した最近のスタートアップは Confabbで、同社はこのほど新しいCEOとしてDavid Dellを採用したと発表した。Ismailは会長としてConfabbに止まる。最近のConfabb買収の噂について、Ismailは「わが社は現在ベンチャーファンドと資金調達ラウンドについて話し合っているが、それ以外の戦略的可能性も検討されている」と述べた。IsmailによればConfabbの経営は順調で、有料ユーザー層が拡大を始めており、今年後半には大規模な政治的集会をサポートすることになるだろうということだ。

私は今晩、IsmailにBrickhouseのことを尋ねた。Brickhouseのプロジェクトについてはほとんど情報がない。(最近のBusiness Week の記事参照)。

Ismailによると、Brickhouseの目的はスタートアップ同様の環境でイノベーションを行うことにあるのだという。Brickhouseは、SunnyvaleのYahoo本社から遠く離れたSan Franciscoに所在する。ProjectのアイディアはYahoo社内ものを使う。Ismailは「Yahooの数多いHack Dayイベントで生まれた新しいサービスのアイディアが何百もあるし、Yahooの社員から直接提案されたアイディアもある。Brickhouseではいちばん見込みのあるアイディアを選んで実用化を目指す。年に4-6の新サービスをリリースする予定」と語った。

Brickhouseの従業員の大半はYahooの社内からリクルートされる。選ばれた社員は一時休職してBrickhouseのプロジェクトで働くことになる。外部の人材も必要に応じて採用する。またベンチャーファンドに支援された本物のスタートアップ同様のボーナスシステムを採用して、プロジェクトを成功させた社員に報酬を出す予定だという。

IsmailはYahooのサービス戦略担当VPのBradley Horowitzの指揮下に入る。

YahooがBrickhouseの責任者にベテラン起業家を得ることができたのはめでたい。新しい血を入れて物事を活気づかせるのはまさにYahooが必要としていたことだ。Brickhouseのプロジェクトから新しいサービスが生まれてくるのが楽しみだ。Pipesで素晴らしいスタートを切ったといえるだろう。

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