ニュース
scribd

できたてのホヤホヤだが、Scribdは大成功かもしれない

次の記事

Justin.tvに警察突入―原因は視聴者の悪ふざけと判明

scribdlogo.png2週間とちょっと前、われわれは「文書のYouTube」ともいうべきScribdのローンチを伝えた。このサイトはその時点でかなりのトラフィックを集めていたが、たいていのスタートアップと違って1日、2日でトラフィックが急激に落ち込んでしまうことはなかった。

Scribdには毎日10万近くのユニーク訪問者がある。現在までに8600のユニーク登録者があり、1万2千の文書がアップロードされている。(うち35%は匿名)。Scribdチームによると、トラフィックは米国内からと国外からがほぼ半々となっているという。(約半分が英語以外の文書)。ことに目立つユーザーとしてはBuilder (こと、Bill Allin)がおり、113の文書をアカウントにアップロードしている。その中のひとつ、「なぜ知的な人間は不幸になる傾向があるのか 」は大きな反響を呼び、Diggにも載ったし、Adam Corollaのモーニングショーでも紹介された。

Scribdは小規模なスタートアップが事業を立ち上げる際のお手本といっていい。サービスは本質的にバイラルな性格を持ち、ユーザーインタフェースはばかばかしいほどシンプルだ。投稿も閲覧も匿名でできる。投票システムにより、面白い文書は上位に表示されていっそう他のユーザーの目にもとまりやすくなる。また、このシステムはGoogle検索と相性がいいらしく、多くの文書が検索結果の上位に表示されている。

やはり著作権者からの苦情は出ている。Scribdに対してはすでにDMCA法に基づく削除要求が25件出ている。どのケースでも文書はただちに削除され、問題は友好的に解決している。それでもかなりの量の著作権侵害の文書がサイト上に残っており、ScribdはWilson Sonsini Goodrich & Rosati 法律事務所(YouTubeも契約している) に著作権問題の法的処理を依頼している。ただしYouTubeに比べるとScribdはこの種の問題にもっと容易に対応できそうだ。ビデオコンテンツと異なり、多数の個人によって書かれる文書の量は圧倒的に大きいので、違法なアップロードに頼る必要性はずっと少ない。しかもテキストベースの文書の著作権侵害は、マルチメディアコンテンツの場合に比べて発見が容易だ。

近くScribdは文書をエンベッドする際のサイズを調整可能にしたり、文書の公開範囲をグループに制限するなどの新機能を追加してユーザーインタフェースの改良を図る。

下に載せたのはScribdの社内データによるローンチ以来のトラフィック。この内部データはAlexaの数値とおおむね合致している。

scribdtraffic.png

Scribdはベンチャーファンド、Y Combinatorが投資している会社のひとつで、ファウンダーはTrip Adler、Jared Friedman、Tikhon Bernstamの3人。

[原文へ]